児童英語文学論
 Children's Literature in English
 担当教員:川越 ゆり(KAWAGOE Yuri)
 担当教員の所属:地域教育文化学部地域教育文化学科児童教育コース非常勤講師
 担当教員の実務経験の有無:
 開講学年:3年,4年  開講学期:後期  単位数:2単位  開講形態:演習
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
この授業では代表的な児童英語文学のテクストを読み、様々な英語表現と英語圏の文化を学ぶ。英語圏の文化を学ぶ際、映画などの映像文化を通じて理解を深める。

【授業の到達目標】
1.文学作品において使用されている様々な英語表現について意味を言えるようになる。
2.文学作品で描かれている、英語圏の国や地域の文化について説明できるようになる。
3.英語で書かれた代表的な児童文学について説明できるようになる。

【授業概要(キーワード)】
児童文学 英語圏文学 英語圏の文化 映画

【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
A-1.ミニッツペーパー、リフレクションペーパー等によって、自分の考えや意見をまとめ、文章を記述し提出する機会がある。:1~25%
B-1.学生同士の話し合いの中で互いの意見に触れる機会がある。:1~25%
C-1.自分の意見をまとめて発表する機会がある。:1~25%
D-1.演習、実習、実験等を行う機会がある。:1~25%

【科目の位置付け】
教科及び教科の指導法に関する科目(中学校及び高等学校 英語免許を取得するための必修科目)

【SDGs(持続可能な開発目標)】
04.質の高い教育をみんなに

【授業計画】
・授業の方法
代表的な児童英語文学のテクストを読み、様々な英語表現と英語圏の文化を学ぶ。担当教員が作品概要を説明し、実際に作品テクストを読む。読解の際は受講者が分担して訳読する。また、映画などの視覚的資料を通して、作品及びその背景社会文化について理解を深める。
・日程
第1回:イントロダクション
第2回:『ジャックと豆の木』について
第3回:スタインベックの『赤い仔馬』の「贈り物」について
第4回:スタインベックの『赤い仔馬』の「大連峰」について
第5回:スタインベックの『赤い仔馬』の「約束」について
第6回:スタインベックの『赤い仔馬』の「人々を率いる者」について
第7回:ラニア『アーサー王と円卓の騎士』について 概要解説
第8回:ラニア『アーサー王と円卓の騎士』について 読解
第9回:トルーキン『指輪物語』について 概要解説
第10回:トルーキン『指輪物語』について 読解
第11回:バウム『オズの魔法使い』について 概要解説
第12回:バウム『オズの魔法使い』について 読解
第13回:モンゴメリー『赤毛のアン』について 概要解説
第14回:モンゴメリー『赤毛のアン』について 読解
第15回:まとめ

【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
授業では配付された作品テクストや関連資料に目を通しながら、講義や他の受講者の発表に耳を傾けましょう。大事なことや関心を持ったことについてメモを取ることも大切です。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
配付された作品テクストや関連資料をよく読んだうえで授業に臨んでください。分からない語彙表現は自分で調べましょう。課題には必ず取り組み、期限までに提出しましょう。学習内容に関連することを図書館やインターネットで自分なりに調べてみるのもいいでしょう。

【成績の評価】
・基準
1.文学作品において使用されている様々な英語表現について意味を言える。
2.文学作品で描かれている、英語圏の国や地域の文化について説明できる。
3.英語で書かれた代表的な児童文学について説明できる。
・方法
授業中に課す課題(40%)、小テスト(40%)、授業参加(20%)
上記を合計し、60%以上得点すれば合格とする。

【テキスト・参考書】
教科書は使用しない。授業で扱うテクスト及び資料は適宜配布する。

【その他】
・学生へのメッセージ
皆さんもよく知っている作品も扱います。文字テクストだけでなく、視覚的資料も活用するので、楽しく受講することができると思います。
・オフィス・アワー
質問等は授業終了後に対応します。連絡先は授業時に連絡します。

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