幼児と表現A
 Musical expression in early childhood education
 担当教員:佐川 馨(SAGAWA Kaoru)
 担当教員の所属:地域教育文化学部地域教育文化学科文化創生コース
 担当教員の実務経験の有無:
 開講学年:2年,3年,4年  開講学期:第4ターム  単位数:1単位  開講形態:講義・演習
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
本授業では,音楽理論の基礎的事項の理解及びピアノ伴奏による弾き歌いの技能を修得することを通して幼児のための音楽指導の基盤となる音楽の諸能力の向上を目指す。

【授業の到達目標】
1.幼児のための音楽教育の基盤となる音楽理論の基礎的事項について理解し活用できる。【知識・理解】
2.幼児のための教材の弾き歌い及び自作伴奏による弾き歌いができる。【技能】

【授業概要(キーワード)】
伴奏法,弾き歌い,音楽理論

【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
D-1.演習、実習、実験等を行う機会がある。:51~75%

【科目の位置付け】
この授業は、ピアノ伴奏による弾き歌いの技能を修得することを通して幼児のための音楽指導の基盤となる音楽の諸能力の向上を目指すものである。

【SDGs(持続可能な開発目標)】
04.質の高い教育をみんなに

【授業計画】
・授業の方法
○音楽理論の基礎的事項(講義・演習)
○ピアノ奏法の基礎と伴奏法(講義・演習)
○幼児のための教材の弾き歌い及び自作伴奏による弾き歌い(講義・演習・発表)
・日程
第1回:オリエンテーション[授業計画、目標,評価について]
コードネームについて(講義・演習)
第2回:長調の右手メジャーコード、左手ベース音の伴奏と弾き歌い(講義・演習)
第3回:短調の右手マイナーコード、左手ベース音の伴奏と弾き歌い(講義・演習)
第4回:セブンスコードの学習と弾き歌い(講義・演習)
第5回:和音の転回型による伴奏と弾き歌い(講義・演習)
第6回:いろいろな伴奏型による伴奏と弾き歌い(講義・演習)
第7回:いろいろなコードを取り入れた伴奏と弾き歌い(講義・演習)
第8回:弾き歌いの実技試験,音楽理論の筆記試験(講義・演習)
    学習成果と課題の確認

【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
各回とも前半を講義、後半を実技で進める。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
授業時の実習に加えて事前事後の個人学習が大切です。練習室の使い方の決まりを守りながら有効に活用し、毎日少しでも鍵盤に触れ、歌声を出しましょう。

【成績の評価】
・基準
以下の評価の観点に則り、授業時の課題の遂行状況等を加味して総合的に評価する。
①音符,休符,記号などの音楽の基礎的な理論を理解している。(30%)
②歌い方の基礎的な技能を修得している。(20%)
③ピアノ演奏の基礎的な奏法を修得している。(20%)
④伴奏を自作して弾き歌いができる。(30%)
・方法
以下の評価の観点に則り、授業時の課題の遂行状況等を加味して総合的に評価する。
①音符,休符,記号などの音楽の基礎的な理論を理解している。(30%)
②歌い方の基礎的な技能を修得している。(20%)
③ピアノ演奏の基礎的な奏法を修得している。(20%)
④伴奏を自作して弾き歌いができる。(30%)

【テキスト・参考書】
文部科学省『幼稚園教育要領』フレーベル館
『改訂ポケットいっぱいのうた』教育芸術社


【その他】
・学生へのメッセージ
子供を前にして音楽の良さを伝え、豊かな音楽教育をしていくためには、柔軟で幅広い音楽観が大切です。日頃愛好している音楽に加えて様々な音楽に積極的に触れましょう。
・オフィス・アワー
授業外の質問等を受け付けるオフィスアワーを月曜から木曜の16:20から17:00に設定します。訪問前にウェブクラスで連絡してください。

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