【授業の目的】
子どもが健やかに育ち、予測される疾病やけがを予防し、幼児期において最大限の能力を発揮しうるよう教員として適切な援助ができる基礎的な資質を身につける。
【授業の到達目標】
幼児にとっての健康とは何か、何が健康を保ち何が健康を脅かすのかを理解する。 幼児の健やかな発育発達とそれを促進する事は何かを考えるための知識や態度を習得する。
【授業概要(キーワード)】
健康、生活リズム、食生活、地域保健活動
【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
A-1.ミニッツペーパー、リフレクションペーパー等によって、自分の考えや意見をまとめ、文章を記述し提出する機会がある。:26~50% B-1.学生同士の話し合いの中で互いの意見に触れる機会がある。:1~25% A-2.小レポート等により、事前学習(下調べ、調査等含む)が必要な知識の上に思考力を問う形での文章を記述する機会がある。:26~50%
【科目の位置付け】
乳幼児の保健に関する専門的事項について扱う。 幼稚園教諭免許(必修)
【SDGs(持続可能な開発目標)】
03.すべての人に健康と福祉を 10.人や国の不平等をなくそう
【授業計画】
・授業の方法
テキスト、配付資料、スライド、ビデオ等を使用して講義を行う、また、グループワークも適宜取り入れる。第1~4回の授業は新井が担当し、第5~8回の授業は大森が担当する。
・日程
第1回:健康の概念、乳幼児の生理機能とその発達 第2回:乳幼児のからだ、心、動き 第3回:発育発達と乳幼児の主な疾病 第4回:地域保健活動(子育て支援や児童虐待の防止) 第5回:乳幼児期の生活リズムと生活習慣 第6回:乳幼児期の食生活 第7回:乳幼児期の身体活動 第8回:心身の健康を支える環境の整備、家庭との連携
【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
授業内容をノートに記録するとともに、授業中の作業課題には積極的に取り組むこと。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
テキスト各章の冒頭に示されている学習のポイントや配付資料を確認して60分程度復習する。
【成績の評価】
・基準
乳幼児の保健について、基礎的事項を根拠を示しながら説明できることを合格の基準とする。
・方法
授業への積極的関与度・提出物(30%)、期末レポート(70%)で評価する。
【テキスト・参考書】
河鍋きよし編著:「保育・教育ネオシリーズ16 保育内容・健康」、同文書院
【その他】
・学生へのメッセージ
子どもの健やかな発育発達を保障するという意味を考える機会にすること。
・オフィス・アワー
新井:授業時間外の質問等には火曜のお昼休み(12時10分から12時50分まで)に研究室で対応します。 大森:授業時間外の質問等には、昼休みに研究室で対応します。事前にメールで予約頂くと確実です。アドレスは授業内でお伝えします。
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