卒業研究
 Graduation Research
 担当教員:吉田 誠(YOSHIDA Makoto)他、各指導教員
 担当教員の所属:地域教育文化学部地域教育文化学科児童教育コース
 担当教員の実務経験の有無:
 担当教員の実務経験の内容(有の場合):教員経験を持つ指導教員からは学校での勤務経験にも基づき実践的な指導を行う。
 開講学年:4年  開講学期:通年  単位数:4単位  開講形態:演習
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
学生各自の課題意識に基づいて各所属研究室の分野・領域に関連する研究テーマを設定し、研究を遂行する過程において論理的思考力や課題解決能力を得ること、および卒業研究発表会での発表と質疑応答を通して表現力や柔軟な対応力を得ることを目的とする。

【授業の到達目標】
・研究テーマに関連する情報を収集し、適切に取捨選択することができる。【技能】
・課題解決に必要な情報を分析・整理し、論理的に筋道立てて言語化・図式化することができる。【知識・理解】
・指導教員からの助言を取り入れて研究テーマに沿って課題を解決し、論文にまとめることができる。【知識・理解】
・課題解決の過程で得られた知見をわかりやすく簡潔に言語化・図式化してプレゼンテーションを行うことができる。【態度・習慣】
・質問の意図を理解した上で簡潔かつ適切に回答することができる。【態度・習慣】
・他者の発表内容を理解し、発表者の意図を踏まえた上で自らの疑問や質問を簡潔かつわかりやすく発表者に伝えることができる。【態度・習慣】

【授業概要(キーワード)】
調査研究、課題解決、プレゼンテーション、質疑応答

【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
B-1.学生同士の話し合いの中で互いの意見に触れる機会がある。:51~75%
C-1.自分の意見をまとめて発表する機会がある。:51~75%
D-1.演習、実習、実験等を行う機会がある。:51~75%
A-2.小レポート等により、事前学習(下調べ、調査等含む)が必要な知識の上に思考力を問う形での文章を記述する機会がある。:26~50%
C-2.事前学習(下調べ、調査等含む)をした上で、プレゼンテーションを行い、互いに質疑応答や議論を行う機会がある。:26~50%
D-2.事前学習(下調べ、調査等含む)で習得した知識等を踏まえて演習、実習、実験等を行う機会がある。:26~50%
A-3.習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型学習を行い、その成果を記述する機会がある。:26~50%
C-3.習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型学習を行い、その成果を発表し理解してもらえるようプレゼンテーション、質疑応答、リフレクションを行う機会がある。:26~50%
D-3.習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型の演習、実習、実験等を行う機会がある。:26~50%

【科目の位置付け】
この授業は、児童教育コース各教育プログラムの発展科目であり、3年次の特別課題演習Ⅰ、特別課題演習Ⅱに続いて4年間の学修を総括するものである(児童教育コースのカリキュラム・ポリシー)。

【SDGs(持続可能な開発目標)】
04.質の高い教育をみんなに
17.パートナーシップで目標を達成しよう

【授業計画】
・授業の方法
各指導教員の指導の下、計画的に課題設定、調査研究、論文執筆、発表を行う。
・日程
・卒業研究テーマの設定、関連基礎知識の修得、関連研究の調査(4月~7月)
・卒業研究の推進、研究結果の分析・考察、研究成果のまとめ、卒業論文執筆、発表要旨・プレゼンテーション用スライドの作成(10月~1月)
・卒業論文および卒業論文要旨提出(1月)、卒業研究発表会(2月)

【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
各所属研究室の計画に基づき、指導教員の指導に従いながら研究室のメンバーと協力し、主体的に研究を進めること。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
各自の課題意識に基づいて主体的に情報収集を行うこと。調査等のために学外に訪問する場合には事前に指導教員と相談し、訪問先と適切に連絡、調整を行うこと。

【成績の評価】
・基準
卒業論文および卒業論文要旨をそれぞれ指定された期日までに提出し、卒業研究発表会に参加・発表を行ったことを条件として、授業の到達目標に基づいて各指導教員が評価を行う。各自の課題意識に基づいた研究テーマについて課題解決を行い、卒業論文にまとめて提出することができること、および卒業研究発表会で自らの課題解決で得られた知見を簡潔にまとめて説明した上で質疑応答に対応できることを合格の基準とする。
・方法
卒業論文の内容(60点),卒業研究発表会での発表内容および質疑応答での対応(40点)

【テキスト・参考書】
テキスト:各指導教員が指定する。
参考書やその他の資料についても,必要に応じて各指導教員が紹介する。

【その他】
・学生へのメッセージ
卒業研究は指導教員の指導の下で学生が主体的に遂行するものです。指導教員との間で密に報告、連絡、相談を行いながら計画的に研究を進めていくことで社会人としての基礎的な能力も身につけてください。
・オフィス・アワー
授業時間外に学生の質問に答える「オフィス・アワー」を設定します。日時等は、各指導教員から初回の授業の際に具体的に指示します。

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