【授業の目的】
諸分野における最新または重要な専門的知識を、論文、資料および作品を通して理解することを目的とします。研究、調査、整理や作成など方法や技法のみならず、発表の準備や聞く側の質疑応答などの技能も理解・習得することも目的とします。 なお、文化創生コースの任意の教員のみによる、研究室単位での開講になります。3年次で研究室配属が決定していないと履修できません。本授業の履修希望者は、3年次の配属研究室の指導教員がこの授業を開講しているか確認してから、履修登録をしてください。
【授業の到達目標】
1)論文、資料や作品の読解・解釈を通して、成果のまとめかた(構成)や実験・調査・作成の進め方を理解し、述べることができる。【知識・理解】 2)内容を十分理解した上で、その要約をわかりやすく発表することができる。【技能】
【授業概要(キーワード)】
論文講読,資料講読、作品解釈、プレゼンテーション,学生主体型授業
【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
C-2.事前学習(下調べ、調査等含む)をした上で、プレゼンテーションを行い、互いに質疑応答や議論を行う機会がある。:76~100%
【科目の位置付け】
専門的知識を身に付け、先端的な内容(実験・調査・理論・実技など)を理解し、説明できる能力を身に付けるための演習科目として行います(地域教育文化学部カリキュラムポリシー・ディプロマポリシー)。
【SDGs(持続可能な開発目標)】
03.すべての人に健康と福祉を 04.質の高い教育をみんなに
【授業計画】
・授業の方法
資料(論文、資料や作品など)の内容の理解を主体的に進めるとともに、不明な点は適宜、担当教員との質疑応答を重ねて理解を図ります。発表が割り当てられた学生は、発表概要を提出し、内容を発表します。発表後に聴衆者からの質疑応答や振り返り問答などを行います。また、他の履修者の発表を聴衆し、内容に関して質疑応答することで、理解を深めていきます。
・日程
第1回 講義概要説明と講読例の提示 第2-3回 発表内容の決定 第4-8回 論文、資料、作品や演奏の理解・解釈と要約の作成 第9-14回 発表と質疑応答 第15回 総合まとめ
【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
準備に際しては質問等により疑問点の解消を図り、発表に際しては積極的に質疑応答に参加してください。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
発表の準備のために、教科書や資料などの他の参考資料にも目を通して理解を進めるとともに、不明な点については担当教員に積極的に質問してください。時間外学習の目安は、発表前、発表後それぞれについて、2時間/回です。
【成績の評価】
・基準
1)論文の構成の仕方、研究の進め方を身につけていること、2)論文や資料内容を十分理解した上でいかに内容を要約できるか、3)わかりやすく発表するための発表方法や工夫などを実践できるか、4)他者の発表を真摯に聞いて、質疑応答などの建設的議論を構築できるか、などを踏まえて包括的に評価します。
・方法
発表内容の理解40点、 発表の準備と実施 30点、 質疑応答 30点
【テキスト・参考書】
選択する論文の専門分野に対応した参考書や教科書などは各指導教員が事前に指定します。
【その他】
・学生へのメッセージ
文化創生コースの一部の教員によるゼミ研究室単位での開講になります。本授業の履修希望者は、3年次に配属された研究室の指導教員に相談して、履修登録をしてください。
・オフィス・アワー
研究室の指導教員から初回のオリエンテーションの際に説明があります。
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