実践英語d
 Practical English (d)
 担当教員:富澤 直人(TOMIZAWA Naoto)
 担当教員の所属:人文社会科学部人文社会科学科グローバル・スタディーズコース
 担当教員の実務経験の有無:
 開講学年:2年,3年,4年  開講学期:後期  単位数:2単位  開講形態:演習
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
 超ショートショートのミステリー系英文テキストで謎解きをしながら、正確に読み取る力(読解力)と要旨を英語でまとめる力(英作文力)を高めることを目的とする。

【授業の到達目標】
(1)文脈等との相互関係で、語彙の意味、文の構造、文章構造を適切に把握できる。【知識・理解】
(2)自分の考えを、英文法に則って、英語で表現できる。【技法】

【授業概要(キーワード)】
英文読解、精読、英作文

【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
A-1.ミニッツペーパー、リフレクションペーパー等によって、自分の考えや意見をまとめ、文章を記述し提出する機会がある。:26~50%
C-1.自分の意見をまとめて発表する機会がある。:26~50%
B-2.事前学習(下調べ、調査等含む)をした上で、他の学生の意見を尊重しつつグループとしての結論を出すために議論をする機会がある。:26~50%

【科目の位置付け】
英語の語学力、特に「読む」技能を強化し、英語を用いた意見や情報の受信・発信力を磨く。(人文社会科学部人文社会科学科グローバル・スタディーズコースのカリキュラムポリシー)

【SDGs(持続可能な開発目標)】
04.質の高い教育をみんなに

【授業計画】
・授業の方法
 原則として対面授業(講義形式)です。
 各回の授業は、おおむね3つのパートからなります。そのうち②と③は予習を前提とします。
 ①英文テキスト(約250語前後の超ショートショートです。)を読んで、謎解きをする。(読解)
 ②謎解きの答え合わせと、付随する確認問題の答え合わせをする。(語彙・文法・表現確認)
 ③内容を英語でまとめる。(英作文)
・日程
 テキストを1ユニットずつ学習します。
 Hitchhiker事件、Lookout事件、Spilled brandy事件、Locked wine cellar事件など14の事件のナゾを解きます。

【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
 ①は予習項目です。(次項参照)
 ②のナゾの答えについては、教室内で友達と相互に確認し、1つの答えに集約します。テキストに付随する確認問題は教室内で解き、英文内容の再確認にあててください。
 ③の英作文は、書くべき内容は既に頭の中に入っているので、それを、英語の文法に則って、英語で表現するプラクティスです。辞書を参照しつつ、集中的に英語を書いてみます。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
 ①は予習が必須です。事件によっては4~5回読み返すことになるかもしれませんが、ナゾの答えを探し出してください。答えは、時には、1つの単語の意味に隠れていたり、時には、些細な状況描写の中に隠れていたり・・・ 英語の知識を総動員しつつ、描写されている状況を具体的に思い描きながら、挑戦してください。(金田一、明智、ホームズ、ポワロ、クイーン、メグレ警視、銭形警部、杉下警部等々、お気に入りの役どころになった気分で。)
 ②は授業内で実施します。ただし、付随する確認問題のうち「Summary」は謎解きのヒントになる情報が入っています。
 ③も授業内で行う項目です。(前項参照)

【成績の評価】
・基準
 文脈等との相互関係で、語彙の意味、文の構造、文章構造を適切に把握して、英文テキストの意味内容を読み取ること、および、自分の考えを英文法に則って英語で表現することを、積極的にできるようになることを合格の基準とします。
・方法
 各ユニットごとの英作文(50点)、期末試験(50点)の合計による。

【テキスト・参考書】
 市販の教科書を使用します。(受講者数の決定の後に、担当教員が手配します。)

【その他】
・学生へのメッセージ
 継続的にコツコツと勉強することが肝要です。
 そのため、2/3以上の出席がない場合は60点未満の成績になる可能性が増しますので、注意してください。
・オフィス・アワー
 年間を通して火曜日9-10校時(16:20~17:50)(人文社会科学部1号館4階 富澤研究室)

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