【授業の目的】
ロシア語で書かれた平易なテキストをいっしょに講読して,ロシア語の運用能力,とくに読む力を高めることを目的としています。
【授業の到達目標】
1)中級程度のロシア語の文章をひとりでちゃんと読解できるようになる 2)ロシア語の珠玉の世界に五感をなじませることができる 3)ロシアの文化・歴史・社会について基礎的な理解と知識を持てるようになる
【授業概要(キーワード)】
ロシア語 講読 運用 言語文化 口承文芸
【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
B-1.学生同士の話し合いの中で互いの意見に触れる機会がある。:1~25% D-1.演習、実習、実験等を行う機会がある。:1~25% A-2.小レポート等により、事前学習(下調べ、調査等含む)が必要な知識の上に思考力を問う形での文章を記述する機会がある。:1~25%
【科目の位置付け】
学部・コースのポリシーにそって,特に「外国語の高度な運用能力を持ち,自分の考えを外国語で表現する力」と「グローバル化の進展に対応した迅速さと正確さをもって、必要な情報を収集・分析」する力を涵養します。
【SDGs(持続可能な開発目標)】
04.質の高い教育をみんなに 10.人や国の不平等をなくそう 16.平和と公正をすべての人に
【授業計画】
・授業の方法
受講生のみなさんの関心は様々でしょうから,どんなものを読んで行くかは開講時に相談の上,決めて行きますが,ロシア語の/による言語文化の世界を存分に味わえるようなものを読んでみたいものです。 読み物はひとつとは限りません。一学期のあいだに分野の異なる複数の読み物を読むこともあります。 目下想定しているのは -- 諺(ことわざ) 詩 ロマンス=歌曲も紹介 プーシキン ロシア語をやっていてプーシキンを知らないのはもったいない 有名な小説の書き出しめぐり 『父と子』『罪と罰』『アンナ・カレーニナ』『ドクトル・ジヴァゴ』...など
・日程
第1回:ガイダンス 第2回〜第15回:色々な読み物を次々と読む
【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
どんなテキストにも貪欲に取り組みましょう。 辞書やインターネットを活用して,文章の意味に迫ってください。 わからないことは積極的に質問して,授業中に解決するようにしましょう。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
課題となったテキストの予習が毎回必要です。 ひとりで読んでみて分からなかった点をメモしておきましょう。
【成績の評価】
・基準
「主体的な参加の度合い(授業への取り組み)」,「知識の習得の度合い(ロシア語の読解力)」,「理解の度合い(授業内容の理解)」,「汎用的技能の修得の度合い(全般的な思考力・自己表現力)」を見ます。
・方法
授業への取り組み(30%),ロシア語の読解力(30%),授業内容の理解(30%),思考力・表現力(10%)
【テキスト・参考書】
開講時に相談の上決めます。 必要に応じて適宜プリント等を配布します。
【その他】
・学生へのメッセージ
いろいろな事情でちょっとロシア語から離れていたけれど,そろそろまたやってみようかな,という人も歓迎します。
・オフィス・アワー
授業時間外にみなさんの質問に答える「オフィス・アワー」は,相沢研究室(人社3号館8階)において,原則として火曜・水曜・金曜の昼休み(12:15~12:45)としますが,これに限らず在室している時は随時対応します。また,会議や出張等で不在にすることもあるため,確実に面談したい場合は事前に予約をお願いします。連絡先は、初回の授業でお知らせします。
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