地域社会学
 rural sociology/ Area studies
 担当教員:中川 恵
 担当教員の所属:山形県立米沢女子短期大学
 担当教員の実務経験の有無:
 開講学年:2年,3年,4年  開講学期:前期  単位数:2単位  開講形態:講義
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
地域社会の事象のしくみや連関について理解を深めること

【授業の到達目標】
地域社会学の基礎的な用語と社会の見方を理解できる。
関連する論文・書籍を自ら探し、内容を充分に理解して説明できる。
事象を地域社会学の視点から分析し、説明できる。

【授業概要(キーワード)】
コミュニティ/農村/都市/過疎/災害/自治/行政

【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
A-1.ミニッツペーパー、リフレクションペーパー等によって、自分の考えや意見をまとめ、文章を記述し提出する機会がある。:1~25%
B-1.学生同士の話し合いの中で互いの意見に触れる機会がある。:1~25%
C-1.自分の意見をまとめて発表する機会がある。:1~25%
D-1.演習、実習、実験等を行う機会がある。:1~25%
A-2.小レポート等により、事前学習(下調べ、調査等含む)が必要な知識の上に思考力を問う形での文章を記述する機会がある。:1~25%
B-2.事前学習(下調べ、調査等含む)をした上で、他の学生の意見を尊重しつつグループとしての結論を出すために議論をする機会がある。:1~25%
C-2.事前学習(下調べ、調査等含む)をした上で、プレゼンテーションを行い、互いに質疑応答や議論を行う機会がある。:1~25%
A-3.習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型学習を行い、その成果を記述する機会がある。:1~25%
B-3.習得した知識を活用する中で、学生グループがテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型学習を行い、互いの考えを理解し合う中から新たに独自の意見や考え方を創り出す機会がある。:1~25%
C-3.習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型学習を行い、その成果を発表し理解してもらえるようプレゼンテーション、質疑応答、リフレクションを行う機会がある。:1~25%

【科目の位置付け】
開設されている社会学の入門科目や社会科学の専門科目と関連、重複する内容を含む。

【SDGs(持続可能な開発目標)】
01.貧困をなくそう
02.飢餓をゼロに
03.すべての人に健康と福祉を
04.質の高い教育をみんなに
05.ジェンダー平等を実現しよう
06.安全な水とトイレを世界中に
07.エネルギーをみんなにそしてクリーンに
08.働きがいも経済成長も
09.産業と技術革新の基盤をつくろう
10.人や国の不平等をなくそう
11.住み続けられるまちづくりを
12.つくる責任つかう責任
13.気候変動に具体的な対策を
14.海の豊かさを守ろう
15.陸の豊かさも守ろう
16.平和と公正をすべての人に
17.パートナーシップで目標を達成しよう

【授業計画】
・授業の方法
テキストの内容に関してグループワークの手法で理解を深めます。
論文等の要約を小レポートを作成します。
地域の取り組みに関して小レポートを作成します。
・日程
講義日程は別途指示します。
1.目標と方針の共有
2.都市と農村の社会分析
3.都市生活と社会的統一の探索
4.現代農村の生活と「家と村」
5.過疎内包型地域圏という構想
6.都市災害とコミュニティ
7.都市とマイノリティ
8.小集落農村にみる地域生活の自律的再編
9.地域福祉活動と農村高齢者の暮らし
10.テキストで扱ったトピックの意見交換/論文検索と小レポートの方針共有
11.論文・書籍の要約レポート発表(グループワークにて)
12.論文・書籍の要約レポート発表(受講生全体)
13.地域の取り組みに関するレポート発表(グループワークにて)
14.地域の取り組みに関するレポート発表(受講生全体)
15.テキスト内容とレポートとの関連付けと補足

【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
地域社会の事象についてこれまで学習した内容や自身の経験や関心と結び付けて理解すること
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
予習:各章30分
用語の理解、内容理解、疑問点の洗い出し など

【成績の評価】
・基準
グループワークへ積極的に参加し、レポート課題を提出すること
・方法
グループワークへの参加状況(60点)、レポート(40点)

【テキスト・参考書】
https://www.gakubunsha.com/book/b643449.html

【その他】
・学生へのメッセージ
講義の進捗は学生の関心に沿って変更する可能性があります。どんなトピックに関心が高いのか、ガイダンスの時間に教えてください。
また、講義期間の間に各自で課題を設定し地域の取り組みに関する現場レポートを作成します。実際に体験したり訪問したことのある取り組みについてのレポートを想定しているので、どの活動についてどのような観点からレポートを書くかを考えておいてください。

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