【授業の目的】
本講義は、これから初めて経営学を学ぶ学生を対象としている。 本講義の目的は、企業経営を理解するために、経営学の領域を体系的に学ぶことである。
【授業の到達目標】
経営の諸活動について理解し、説明できる。
【授業概要(キーワード)】
経営学、経営資源、組織
【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
A-1.ミニッツペーパー、リフレクションペーパー等によって、自分の考えや意見をまとめ、文章を記述し提出する機会がある。:1~25% A-2.小レポート等により、事前学習(下調べ、調査等含む)が必要な知識の上に思考力を問う形での文章を記述する機会がある。:26~50%
【科目の位置付け】
この授業は企業の現実の活動について経営学の観点から論理的に分析し、解決策を提案する力を身につけるために編成される科目である(人文社会科学学部のカリキュラム・ポリシー)。
【SDGs(持続可能な開発目標)】
04.質の高い教育をみんなに
【授業計画】
・授業の方法
配布資料等をベースに講義を進めます。 この講義は、原則対面方式で講義で行う予定です。
・日程
学生の理解度に応じて若干内容を変更することがあります。 1イントロダクション:経営学とは何か 2地域と環境 3企業の諸形態と経営資源 4企業の支配と株式会社 5証券市場の役割とESG投資 6経営組織と人的資源管理(1)科学的管理法 7経営営組織と人的資源管理(2)採用・人材育成 8経営組織と人的資源管理(3)労働の多様化 9経営組織と人的資源管理(4)ワークライフ・バランスと政策 10情報開示制度(1)情報開示制度の意義 11情報開示制度(2)財務情報と非財務情報 12コーポレート・ファイナンス(1)企業価値の算定 13コーポレート・ファイナンス(2)資本コスト 14コーポレート・ファイナンス(3)エージェンシー理論 15総括
【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
ビジネスに関連する出来事を新聞や文献等でチェックすること。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
講義内容をまとめた各自のノートを作成することを推奨する。
【成績の評価】
・基準
授業の到達目標で示した実際の経営事象が、経営学の基礎理論に基づいていることを適切に説明できることを合格の基準とします。
・方法
定期試験(50%)、中間試験(50%)
【テキスト・参考書】
事前のテキスト・参考書として個別に指定するものはありませんが、必要な資料やプリントを授業ごとに配布し、授業進度や学生の理解に合わせて適宜紹介します。
【その他】
・学生へのメッセージ
主体的に研究する姿勢が必要であり、広い視野を持つことが重要です。柔軟な想像力で他者の意見にも耳を傾けるように心掛けてください。
・オフィス・アワー
会議や出張等で不在にすることもあるため、面談したい場合はアポイントメールを事前に送ってください。 連絡先は初回の授業でお知らせします。
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