【授業の目的】
本講義の目的は、経済学における数学的処理を学ぶことである。数学を用いて経済学を説明することにより、より深く一般的な理解を目的とする。
【授業の到達目標】
経済学を数学的表現により理解できるようになる。
【授業概要(キーワード)】
連立方程式、数列、微分、偏微分、ラグランジュ乗数法、行列
【科目の位置付け】
本講義は、経済学を学ぶ上で必要となる数学的知識を獲得するためのものである。
【授業計画】
・授業の方法
参考文献に挙げたテキストや問題集を元に講義を行う。また、必要に応じて受講者に練習問題を解いてもらう。
・日程
イントロダクション:講義内容の紹介
数学の復習 ‐微分・偏微分 ‐最適化
ミクロ経済学の復習および演習 ‐消費者理論 ‐生産者理論 ‐市場均衡 ‐不完全競争
線形代数
総復習
【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
教員の説明を正確に理解すること。疑問点がある場合は講義終了後などに質問して、疑問点を持ち越さないこと。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
高校時代の数学の教科書や経済数学aで用いた講義資料の関係する部分を読んでおく。ミクロ経済学のテキストを読み直すなど、主要な概念の復習をおこなっておくとよい。
【成績の評価】
・基準
期末試験によって評価する。ただし、講義中の貢献点を加点する場合がある。
・方法
期末試験の結果により評価する。
【テキスト・参考書】
以下の参考書を用いる
富川祥宗(著)『手を動かしてまなぶ 基礎数学』裳華房 富川祥宗(著)『手を動かしてまなぶ 線形代数』裳華房 杉山聡(著)『妥協しないデータ分析のための微積分+線形代数』ソシム
【その他】
・オフィス・アワー
金曜日2コマ目
|