【授業の目的】
地域の産業界や行政が抱える具体的な課題を取り上げ、それに対応する分析方法を演習内の討論によって学びます。
【授業の到達目標】
地域の実状を知るための手法を自らの作業によって習得し、そこから自分なりの意見を展開させていくことができる。
【授業概要(キーワード)】
地域産業、企業研究、産学官連携、インターンシップ
【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
B-1.学生同士の話し合いの中で互いの意見に触れる機会がある。:76~100% C-1.自分の意見をまとめて発表する機会がある。:76~100% D-1.演習、実習、実験等を行う機会がある。:76~100% B-2.事前学習(下調べ、調査等含む)をした上で、他の学生の意見を尊重しつつグループとしての結論を出すために議論をする機会がある。:76~100% C-2.事前学習(下調べ、調査等含む)をした上で、プレゼンテーションを行い、互いに質疑応答や議論を行う機会がある。:76~100% D-2.事前学習(下調べ、調査等含む)で習得した知識等を踏まえて演習、実習、実験等を行う機会がある。:76~100% A-3.習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型学習を行い、その成果を記述する機会がある。:76~100% B-3.習得した知識を活用する中で、学生グループがテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型学習を行い、互いの考えを理解し合う中から新たに独自の意見や考え方を創り出す機会がある。:76~100% C-3.習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型学習を行い、その成果を発表し理解してもらえるようプレゼンテーション、質疑応答、リフレクションを行う機会がある。:76~100% D-3.習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型の演習、実習、実験等を行う機会がある。:76~100%
【科目の位置付け】
この授業は,地域の課題を公共政策や地域政策の観点から論理的に分析し,論理的に課題解決策を提案する力を、グループワークや企業へのインターンシップ体験を通して身につけるために編成される科目です。
【SDGs(持続可能な開発目標)】
08.働きがいも経済成長も 09.産業と技術革新の基盤をつくろう 11.住み続けられるまちづくりを 17.パートナーシップで目標を達成しよう
【授業計画】
・授業の方法
地域産業が抱える課題を理解し、具体的な解決策を提案することを目的に、山形県最上総合支庁の協力の下で「最上地域の人手不足解消に向け、若者に地域企業の魅力を伝える企業体験プログラムの企画」というテーマに取り組みます。最上地域の中小企業が実施する「1dayインターンシップ」を体験してみて、若年層が「最上地域で働きたい、魅力を感じる」と思うように、既存プログラムの改善または新たなプログラムの提案を企業に対して行っていただきます。
・日程
第1回 オリエンテーション・グループ分け 第2回 地域課題の説明・座談会 第3回〜第7回 企業での「1dayインターンシップ」体験 第8回 インターンシップ体験報告 第9回 課題整理 第10回 グループワークによるインターンシッププログラムの企画 第11回 中間発表会※3 第12回 プログラムのブラッシュアップ① 第13回 プログラムのブラッシュアップ② 第14回 成果発表会 ※4 第15回 振り返り
【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
「1dayインターンシップ」には必ず出席してください。(10/15(開学記念日)を予定しています。当日は貸切バスを利用し、最上地域に移動後、企業を訪問して現状と課題の調査を実施します。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
「1dayインターンシップ」の前に、インターンシップ先企業に関する事前調査をしっかり整えておいてください。そして、インターンシップ終了後は、インターンシップ先企業に対して提案するインターンシッププログラムに対して自分なりの意見をとりまとめておいてください。
【成績の評価】
・基準
成績評価の基準である「主体的な参加の度合い」「知識の修得の度合い」「理解の度合い」「汎用的技能の修得の度合い」に基づいて下記のように評価します。 1)「1dayインターンシップ」に主体的に参加できることを合格の基準とします。 2)「1dayインターンシップ」の事前調査を十分に行って、視察の際に主体的に質問ができることを合格の基準とします。 3)プレゼンテーションで自分なりの意見を論理的に展開させていくことができることを合格の基準とします。
・方法
成績評価は,現地視察の参加(50%)、グループワークへの積極的関与(20%),プレゼンテーション(30%)によって行います。
【テキスト・参考書】
テキストは特に指定しません。適宜WebClassによる配布資料を使って授業を進めます。参考書については、授業内で随時紹介します。
【その他】
・学生へのメッセージ
自分が「最上地域で働きたい、魅力を感じる」部分を掘り下げ、情熱をもって企業や官公庁に魅力的なインターンシッププログラムを提案してみてください。
・オフィス・アワー
授業時間外に学生の皆さんの質問に答えるオフィスアワーは、人文社会科学部1号館4階の柿﨑研究室にて、水曜日12:30~14:30の間に設けます。 時間外でも在室時は対応します。また、相談がある方は、メール等で事前に内容を伝えてもらえれば資料等を用意して対応できますのでよろしくお願いいたします。
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