【授業の目的】
本演習の目的は、マーケティング企画書の作成を通して、企業や社会における課題の発見力・解決力を養うことを目的とします。
【授業の到達目標】
(1)知識を整理して問題が何であるかを把握できる(知識・理解) (2)問題に合った解決策を、グループワークによって提案できる(技能) (3)マーケティングに対する興味・関心を深める(態度・習慣)
【授業概要(キーワード)】
PBL アクティブラーニング 学生主体型授業
【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
B-2.事前学習(下調べ、調査等含む)をした上で、他の学生の意見を尊重しつつグループとしての結論を出すために議論をする機会がある。:26~50% C-2.事前学習(下調べ、調査等含む)をした上で、プレゼンテーションを行い、互いに質疑応答や議論を行う機会がある。:26~50% A-3.習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型学習を行い、その成果を記述する機会がある。:76~100% B-3.習得した知識を活用する中で、学生グループがテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型学習を行い、互いの考えを理解し合う中から新たに独自の意見や考え方を創り出す機会がある。:26~50% C-3.習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型学習を行い、その成果を発表し理解してもらえるようプレゼンテーション、質疑応答、リフレクションを行う機会がある。:26~50%
【科目の位置付け】
この授業は,企業の経営戦略上の問題についてマーケティングの観点から論理的に分析し,解決策を提案する力を身につけるために編成される科目 である(人文社会学部人文社会学科のカリキュラム・ポリシー)。
【SDGs(持続可能な開発目標)】
08.働きがいも経済成長も 12.つくる責任つかう責任
【授業計画】
・授業の方法
最初にマーケティングに関する企画書の書き方を学習してもらいます。一通り学んだ後にチーム分けを行い、その時期に開催されているマーケティングプランコンテストのテーマにそってチーム単位で実際に企画書を作成し応募してもらいます。併せて、期末レポートを提出してもらい、最終的な評価とする予定です。
・日程
第1回:オリエンテーション 第2回-5回:企画書の作成方法を学ぶ 第6回-7回:企画の基となるアイデア出し 第8回~9回:情報収集 第10回-14回:企画書の作成 第15回:振り返り 以上は一般的メニュー。再履修専用のクラスであり,少人数と想定されるため,授業計画は話し合いによって柔軟に設定する。
【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
授業は演習形式であるため、問題意識を持ち、積極的に自分の意見を述べるように心がけてください。また、グループワークを行うため、他人の意見を尊重し、協力して課題を解決することができるよう協調性を持って授業に臨んでください。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
授業時間外に資料収集・討論・準備が必要となる事もあると思うので、演習への積極的な参加が求められます。授業時間外では、受講生が協力して、ディスカッションや具体的な作業を行うことにより、課題をこなしてください。
【成績の評価】
・基準
グループワークへの参加状況、期末レポートから、知識の習得度合い、理解の度合い、主体的な参加の度合い、汎用的技能の修得の度合いのそれぞれの項目について判定し、その合計点を用いて判定します。 基準は、(1)知識を整理して問題が何であるかを把握し、記述および発表することができる。(2)実践的な解決策を、グループワークによって提案できる。(3)周囲と協力して能動的に取り組むことができる。
・方法
演習への参加状況(70%)と期末レポート(30%)によって行います。
【テキスト・参考書】
テキスト・参考書については必要に応じて授業時に適宜指示します。
【その他】
・学生へのメッセージ
本科目は,3年次後期開始時点で実践演習の単位を取得していない学生のためのクラスです。定員に余裕があれば既履修者も受け入れます。
・オフィス・アワー
木曜日(12:00~13:00) 人文社会科学部2号館3階兼子研究室 連絡先:kaneko@human.kj.yamagata-u.ac.jp 事前にメールでアポイントをとること。
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