異文化間コミュニケーション3(2単位)
 Fieldwork in Intercultural Communication 3
 担当教員:中村 文子(NAKAMURA Ayako)
 担当教員の所属:人文社会科学部人文社会科学科地域公共政策コース
 担当教員の実務経験の有無:
 開講学年:1年,2年,3年,4年  開講学期:通年  単位数:2単位  開講形態:実習
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
オンラインでの短期研修を通して、異文化の実相を実践的に理解することを目的とします。 これまでに身につけてきた専門的知識や語学的能力を駆使し、異なる文化に直接向き合い、異文化理解に必要な方法を体験的に修得します。

【授業の到達目標】
1)外国での学びをオンライン上で体験し、生活や文化の一端を理解できる。【知識・理解】
2)主体的にことばによる情報交換・意思疎通ができる。【技能】
3)積極的に研修先の人びととの交流を実践できる。【態度・習慣】

【授業概要(キーワード)】
異文化、留学プログラム、学生主体型授業

【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
B-1.学生同士の話し合いの中で互いの意見に触れる機会がある。:1~25%
C-1.自分の意見をまとめて発表する機会がある。:1~25%
D-1.演習、実習、実験等を行う機会がある。:76~100%
B-2.事前学習(下調べ、調査等含む)をした上で、他の学生の意見を尊重しつつグループとしての結論を出すために議論をする機会がある。:1~25%
C-2.事前学習(下調べ、調査等含む)をした上で、プレゼンテーションを行い、互いに質疑応答や議論を行う機会がある。:1~25%
D-2.事前学習(下調べ、調査等含む)で習得した知識等を踏まえて演習、実習、実験等を行う機会がある。:76~100%
A-3.習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型学習を行い、その成果を記述する機会がある。:26~50%
B-3.習得した知識を活用する中で、学生グループがテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型学習を行い、互いの考えを理解し合う中から新たに独自の意見や考え方を創り出す機会がある。:1~25%
C-3.習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型学習を行い、その成果を発表し理解してもらえるようプレゼンテーション、質疑応答、リフレクションを行う機会がある。:1~25%
D-3.習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型の演習、実習、実験等を行う機会がある。:76~100%

【科目の位置付け】
この授業科目は、現代社会で活躍するために必要な教養を身につけ、異文化への柔軟な理解力を養成するためのものです。
カリキュラム・ポリシーとの関係については、「カリキュラム・マップ」を参照し、よく理解した上で履修してください。

【SDGs(持続可能な開発目標)】
01.貧困をなくそう
02.飢餓をゼロに
03.すべての人に健康と福祉を
04.質の高い教育をみんなに
05.ジェンダー平等を実現しよう
06.安全な水とトイレを世界中に
07.エネルギーをみんなにそしてクリーンに
08.働きがいも経済成長も
09.産業と技術革新の基盤をつくろう
10.人や国の不平等をなくそう
11.住み続けられるまちづくりを
12.つくる責任つかう責任
13.気候変動に具体的な対策を
14.海の豊かさを守ろう
15.陸の豊かさも守ろう
16.平和と公正をすべての人に
17.パートナーシップで目標を達成しよう

【授業計画】
・授業の方法
本学部が指定した、海外の機関が開催しているオンライン上での研修プログラムに参加し、異文化理解の実践的研修を受けます。単位の認定は、30時間のプログラムで2単位、60時間のプログラムで4単位です。本学部で開催する募集説明会で、単位を認定する研修プログラムや申し込み方法などを説明します。その後、研修プログラムを主催する海外の機関からの説明を各自で受けた後、担当教員に申し込みをします。研修開始後は、基本的に研修プログラムの主催機関から提供される語学・学生間交流・文化理解にわたる各種プログラムに依りながら、各自研修を進めます。研修修了後、プログラム修了認定書と研修後レポートを提出します。
・日程
この科目の履修は、おおむね以下のような手順で進めます。
1 研修プログラム主催者による説明会への参加(掲示板、WebClass等で告知します)
2 担当教員への事前申し込み
3 プログラムに基づくオンライン研修
4 研修後レポート作成
5 プログラム修了認定書と研修後レポートの提出

【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
はっきりとした自分自身の目的意識をもって、積極的かつ主体的に発言・行動することが必要です。また、プログラム主催機関が所在する地域社会に対する理解を各自で進めるようにして下さい。さらに、提供されるプログラムを柔軟に受け入れ、事前に各自思い定めた目標の達成に努めなければなりません。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
研修プログラム主催機関が所在する地域社会の現状を理解するように努めて下さい。研修プログラムの内容を把握するとともに、理解を試みる目標を各自設定しておきます。研修で得た体験に基づいて、報告書を取りまとめて下さい。

【成績の評価】
・基準
上の授業の到達目標に記された各指標を達成したかどうかを、プログラム修了認定書と研修後レポートより総合的に評価します。
・方法
研修前に、受講するプログラムの担当教員に受講の申し込みをします。研修修了後、プログラム修了認定書と研修後レポートにより、総合的に評価します。研修後レポートの テーマ・提出方法・提出締め切りなどについては担当教員の指示に従ってください。

【テキスト・参考書】
この授業では、担当教員が作成するプリント、また研修プログラム主催機関で提供される資料などに依りつつ、必要に応じて参考書等を紹介します。

【その他】
・学生へのメッセージ
この授業科目を履修する際は、必ず担当教員に事前申し込みをして下さい。研修プログラム修了後、プログラム修了を認定する書類と研修後レポートの提出が必須です。
・オフィス・アワー
人文社会科学部教育委員長・中村文子:授業時間外に学生の質問に答える「オフィス・アワー」を中村研究室(人文社会科学部2号館3階)において、月曜日の14:00-16:00の間に設けます。
出張等で不在にすることがあるので、確実に面談したい場合は事前にメールで希望日時を相談して下さい。

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