養護教諭論II
 Yogo Science and Art Ⅱ
 担当教員:畔柳 まゆみ(KUROYANAGI Mayumi)
 担当教員の所属:地域教育文化学部地域教育文化学科文化創生コース
 担当教員の実務経験の有無:
 担当教員の実務経験の内容(有の場合):養護教諭として実務経験のある教員が,学校において教職員・保護者・その他関係機関と連携して児童生徒の健康を守り育ててきた経験を活かし,養護活動の課題研究について効果的に支援を行います。
 開講学年:1年  開講学期:後期  単位数:1単位  開講形態:特別演習
 開講対象:養護教諭特別別科  科目区分:選択 
【授業の目的】
養護教諭としての資質向上のために,養護教諭の職務と役割について,自ら課題を設定し,研究を遂行する過程において,論理的思考能力や課題解決能力を取得し本別科における学びを深めます。さらに,発表を通して発信力を養います。

【授業の到達目標】
・課題を設定し,効果的に解決を図るための計画を作成することができる。
・課題解決に必要な情報を分析・整理し,論理的に筋道を立てて言語化・図式化してレジュメにまとめることができる。
・わかりやすく発表することができる。

【授業概要(キーワード)】
課題研究,養護活動,研究的態度, 発信力

【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
A-1.ミニッツペーパー、リフレクションペーパー等によって、自分の考えや意見をまとめ、文章を記述し提出する機会がある。:26~50%
B-1.学生同士の話し合いの中で互いの意見に触れる機会がある。:51~75%
C-1.自分の意見をまとめて発表する機会がある。:51~75%
C-2.事前学習(下調べ、調査等含む)をした上で、プレゼンテーションを行い、互いに質疑応答や議論を行う機会がある。:26~50%
A-3.習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型学習を行い、その成果を記述する機会がある。:26~50%
B-3.習得した知識を活用する中で、学生グループがテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型学習を行い、互いの考えを理解し合う中から新たに独自の意見や考え方を創り出す機会がある。:1~25%
C-3.習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型学習を行い、その成果を発表し理解してもらえるようプレゼンテーション、質疑応答、リフレクションを行う機会がある。:1~25%

【科目の位置付け】
専門教育科目 養護に関する科目(選択)
課題解決を通して実践力を高め養護教諭としての資質向上を図ります。

【SDGs(持続可能な開発目標)】
03.すべての人に健康と福祉を
04.質の高い教育をみんなに
05.ジェンダー平等を実現しよう
10.人や国の不平等をなくそう
16.平和と公正をすべての人に
17.パートナーシップで目標を達成しよう

【授業計画】
・授業の方法
テーマについて文献調査及び実態調査等で課題と研究方法を明らかにし,授業でレクチャーし討論することでさらに効果的な解決への方向性を確認していきます。
・日程
・第1~2回 オリエンテーション:各自のテーマ及び研究の進め方について議論
・第3~10回 ・文献調査、調査計画等の作成
       ・調査及び研究の方向性への確認
       ・進捗状況の確認とリフレクション
・第11~14回 研究のまとめ作成に関する指導
・第15回   研究発表会

【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
(ゼミ形式)
1)文献調査及び実態調査等で課題を明らかにし,まとめたことを授業でレクチャーし討論しながら課題解決に迫っていきます。
2)計画的に進められるように主体的に取り組んでください。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
課題を追及する態度を持って,主体的に情報取集に努め,授業の時間までレポートを作成し,課題をその場で解決できるようにしてください。

【成績の評価】
・基準
課題解決への研究的態度,論理的に結論と考察が導かれていること,わかりやすく説明できることを合格の基準とします。
・方法
授業態度(30点),研究報告書(レポート)(70点)とします。

【テキスト・参考書】
学校保健及び心理学関連の文献やインターネット検索等活用します。研究室、図書館など活用してください。

【その他】
・学生へのメッセージ
前期からテーマを考え,養護実習でさらに各自の課題を明確にするなど準備しておいてください。
・オフィス・アワー
火・木・金曜日 15:30~17:00
研究室:地域教育文化学部3号館4階404

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