【授業の目的】
【事前指導】 養護実習に向けて,学校教育と児童生徒理解・学校保健活動・養護教諭の職務・保健室経営等実習前に理解を深めておくべき内容についてポイントを抑え確認し学校で活動する養護教諭をイメージできることを目的とする。 【事後指導】 自身の実習を振り返り,成果と課題を整理し,全体で共有することで学びを広げるとともに理解を深めることを目的とする。
【授業の到達目標】
【事前指導】 教育実習オリエンテーションをはじめ教職に関すること,養護教諭の職務に関することの授業を受講するとともに健康診断演習に参加し,各回で提示される課題についてミニレポートを作成することができる。 【事後指導】 自身の養護実習を振り返り,他と学びを共有することで共に理解を深め,自身の課題を明確にすることができる。
【授業概要(キーワード)】
学校教育,児童生徒理解,学校保健,養護教諭の職務,保健室経営
【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
B-1.学生同士の話し合いの中で互いの意見に触れる機会がある。:26~50% C-1.自分の意見をまとめて発表する機会がある。:1~25% D-1.演習、実習、実験等を行う機会がある。:26~50%
【科目の位置付け】
事前に学校における実践的な内容を学ぶことにより,養護実習において養護教諭の職務の理解を深め教育観、養護観を構築することに貢献し,事後の省察により今後の課題を持つことができるようにするものである。養護実習に参加する学生は必ず受講しなければならない。
【SDGs(持続可能な開発目標)】
03.すべての人に健康と福祉を 04.質の高い教育をみんなに 08.働きがいも経済成長も 16.平和と公正をすべての人に
【授業計画】
・授業の方法
【事前指導】 ・教育実習オリエンテーションにおいて,養護実習を行うにあたって心得,学校教育や児童生徒理解についての学びを確認し,専門分野については附属学校養護教諭による講義・演習により実践力につなげられるようにします。 ・受講後は,レポートを作成し受講内容の定着と課題を明確にしていきます。 【事後指導】 附属学校養護教諭による実習のまとめを行います。実習校での各自の体験を発表し共有することで体験を拡げ,レポートを作成し今後への課題を明確にできるようにします。
・日程
【事前指導】 第1回 教育実習オリエンテーション・教育実習入門・教育実習全体指導 第2回 児童生徒理解と需要の方法・学級集団の理解 第3回 ・学校教育と学校保健 ・養護教諭の職務 ・保健室経営 ・健康診断演習 ※ 健康診断演習(5月中旬5日間) 【事後指導】 ・学校教育の中での養護教諭と保健室来室者の理解と対応の省察 ・養護実習経験における養護教諭像の構築
【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
・授業計画で記したすべての授業に出席し,事前指導(健康診断演習を含む)と事後指導の3回分について,実施後一週間以内にミニレポートを提出してください。 ・健康診断演習では,実際に大学生の健康診断をグループに分かれて計画し,実施,保健指導,実施後の評価という一連の活動を体験します。積極的に参加してください。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
授業をとおした学びの内容や課題などを明確にしたミニレポートを作成し,受講後一週間以内に提出してください。
【成績の評価】
・基準
事前指導(健康診断演習を含む)と事後指導の内容について理解し考察した3回分について,実施後一週間以内毎回ミニレポートを提出することを合格の基準とします。
・方法
・事前指導レポート(健康診断演習を含む):100点、 ・事後指導レポート:100点 以上を合計し平均値を算出し,70点以上を合格とします。
【テキスト・参考書】
「養護実習の手引き:山形大学附属学校園養護教諭部会」 毎回、プリントを配布したりパワーポイントで資料を提示したりします。 【参考書】適宜、授業担当者が紹介します。
【その他】
・学生へのメッセージ
事前に予定がわかっている事情の欠席場合には,授業担当の先生に事前に「欠席届」を提出し,「代替措置」について確認してください。 ※ 詳細については、第1回目オリエンテーションで説明がありますので、確認してください。
・オフィス・アワー
複数の先生方が授業を担当しますので,それぞれの先生の指示に従ってください。
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