コミュニカティブ英語(英語1)
 Communicative English (English 1)
 担当教員:太田 裕子(OTA Yuko)
 担当教員の所属:人文社会科学部
 担当教員の実務経験の有無:
 担当教員の実務経験の内容(有の場合):高等学校および社会人向け会話クラスの教員経験を活かして、学び合い学習をベースに個々の力を伸ばしていくための指導を実践する。また、高等学校レベルの英語学習を補強しながら一般英語の学習にスムーズに移行できるよう指導を行う。
 開講学年:1年  開講学期:前期  単位数:2単位  開講形態:演習
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
英語の4技能をバランスよく鍛錬することを目的とし、その中でもリスニングやスピーキングに重点をおく授業である。
In this class, students will develop their overall practical English ability with an emphasis on listening comprehension and speaking fluency. In addition to communication tasks, other communicative functions such as reading and writing will be included to develop overall skills.

【授業の到達目標】
I:身近な話題や日常生活に関して、短く簡潔な文で話すことができる。ゆっくり話されれば、日常的な会話の内容を大まかに理解できる。

【授業概要(キーワード)】
英語 コミュニケーション ディスカッション リスニング スピーキング ライティング アクティブラーニング
English, integrated skills, speaking, listening, active learning

【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
B-1.学生同士の話し合いの中で互いの意見に触れる機会がある。:76~100%
A-2.小レポート等により、事前学習(下調べ、調査等含む)が必要な知識の上に思考力を問う形での文章を記述する機会がある。:76~100%
A-3.習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型学習を行い、その成果を記述する機会がある。:1~25%

【科目の位置付け】
大学での学修や研究および社会生活において必要とされる英語の、実践的な基礎力を養成する。(英語 I (初級))

【SDGs(持続可能な開発目標)】
03.すべての人に健康と福祉を
07.エネルギーをみんなにそしてクリーンに
09.産業と技術革新の基盤をつくろう
11.住み続けられるまちづくりを
13.気候変動に具体的な対策を
14.海の豊かさを守ろう
15.陸の豊かさも守ろう

【授業計画】
・授業の方法
1)授業の始めにはニュースで使われている英語表現を学びます。
2)自分が考えてきたこと(予習シート)をもとにグループディスカッションを行います。
3)グループディスカッションはメンバーを変えながら3回繰り返し、様々な意見を聞くとともに、自分の意見も徐々に自信を持って述べられるようにしていきます。
4)意見交換によって深めた理解や考えを、最後に書いてまとめます。
5)各unitの小テストやdictationをします。数Unitの後にwiring テストを実施する予定です。

Basic classroom methodology will be used to create an English-only environment in class for 90 minutes biweekly. Examples and new vocabulary will be given but the onus will be on the student to communicate in English within their pair or group.
・日程
第1回:オリエンテーション
第2回:モデルディスカッション
第3回〜第14回:奇数回 教科書の問題に取り組む。
         偶数回 与えられたトピックについてのディスカッション
第15回:まとめと最終レポート提出
Some of the topics that will be covered include:
1. Step communication.
2. Listening dictations.
3. Note taking.
4. Project-based learning.
5. Pair activities (explanation).
6. Individual presentations.
7. Report write-ups.

【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
1)教科書の内容を身に付けましょう。
2)予習シートに自分の意見や考えを記述し、グループディスカッションに積極的に参加できるようにしてきてください。
3)授業では英語の間違いを気にせずに、どんどん話していきましょう。また、グループメンバーの発言を聞くことも大事です。理解できなければ聞き返す、また自分でもわかりやすく話すなど、コミュニケーションの基本を学んでいきます。
4)毎回のトピック学習を通して、今度は自分で興味のある動画を探し、それに対して自分で質問を作り、自分なりの答えをもつということが最終目標です。私たちを取り巻く国内外の様々な問題に目を向けていきましょう。
Don’t be late and be prepared to communicate a lot with others in English. Ask me questions about the English you want to know.
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
1)予習、復習に必要な学修時間の目安は、1〜2時間/週です。
2)隔週の授業では与えられたトピックについてディスカッションを行います。そのために予習シートを課します。課題に沿って、毎回しっかり準備してきてください。
3)ディスカッションを行うトピックについてはインターネットでさらに詳しい文献を探すことも可能です。音声も動画も手に入ります。たくさん読む、たくさん聞くことから、話題についての知識を深め、また英語での表現方法も学んでいくように努めてください。
4)ディスカッションでうまくいったところ、うまくできなかったことをきちんと記録し、次の予習やディスカッションの準備につなげてください。
5)学期の最後にはレポートを作成します。その題材は自分で探し、ディスカッションにふさわしい質問を作り、自分の意見も添えて提出します。そのために普段の授業や予習の段階から様々な話題に目を向けることが大事です。
Websites and further study ideas will be explained during the first class. Reports have deadlines that need to be followed. An estimated amount of time to be spent on preparation and review of each lesson will be 1 hour a week.

【成績の評価】
・基準
1)予習してくることが大前提です。ディスカッションを行うにふさわしい内容をわかりやすい英語で準備しているか。
2)わかりやすい英語を使いながらディスカッションに積極的に参加しているか。
3)辞書やAIなしでのwritingテストで字数、表現、内容、構成が適切か。
Grades will be assessed on the scores of the individual points below. Basic listening skills are required for the dictation listening tests. Basic writing skills are required for the group report and the written test. Basic language skills are required for both presentations.
・方法
1)予習シートの内容 30%
2)ディスカッション への積極的参加(ディクテーションと個人プレゼンを含む) 20%
3)小テスト、writing テスト 30%
4)E-learning 20%
E-Learning 20%; Dictations 20%; Individual presentations 20%; Mini-reports 30%; Final reports 10%
*You may be failed if you do not attend 2/3 or more of classes.

【テキスト・参考書】
CNN Science Vol.1 (2024) Asahi Press 1,320円(本体1,200円+税) 
乾まどか /北村雅臣 /武田菜々子 /武田誠 著 ISBN: 978-4-255-60013-0

「英語1」ではTOEIC®︎対策としてe-learning教材を導入しています。このソフトウェアは、語彙や句、文法事項も含め、英語学習を全体的にサポートするものです。日頃から少しずつ、継続的に学習を進めてください。
There is no set text for the course. Materials will be provided. E-learning software has been chosen to support TOEIC® preparation as part of English 1 studies. This study software offers practice and learning in all fields of English language study, including vocabulary, expressions and grammar. We suggest continued progress, completing a few lessons on a weekly basis.

【その他】
・学生へのメッセージ
出席が開講時数の3 分の2 に満たない場合は、不合格となる可能性がある。遅刻、無断欠席、小テストや課題の未提出は評価が下がる。やむをえない事情で欠席する場合は配慮しますので、必ず連絡しよう。遅刻した場合も連絡しよう(連絡がなければ欠席扱いとなる)。授業中にスマホの辞書使用可(辞書機能以外は禁止).。.たたし、サイレントモードにしよう。

This is a practical communication course requiring students to take part.
・オフィス・アワー
授業に関する質問は,各回の授業終了後または開始前に受け付けます。メールはなるべく避けましょう。

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