【授業の目的】
本授業は中国語をゼロからスタートする学習者を対象に、中国語発音と入門レベルの日常会話をマスターすることを目的とする。
【授業の到達目標】
本授業を履修した学生は、 (1)ピンイン表記のルール及び簡単な日常会話の文型を習得する【知識・理解】 (2)ピンインを見て中国語を正確に発音し、初歩的会話ができる【技能】
【授業概要(キーワード)】
現代標準中国語 話し言葉 ピンイン
【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
A-1.ミニッツペーパー、リフレクションペーパー等によって、自分の考えや意見をまとめ、文章を記述し提出する機会がある。:1~25% B-1.学生同士の話し合いの中で互いの意見に触れる機会がある。:1~25% C-1.自分の意見をまとめて発表する機会がある。:1~25%
【科目の位置付け】
この授業は、現代中国と世界の華人社会に共通する標準中国語(「普通話」)を学び、 入門の発音から身近な日常会話まで、入門レベルの中国語能力を習得するものである。
【SDGs(持続可能な開発目標)】
04.質の高い教育をみんなに
【授業計画】
・授業の方法
1冊のテキストを使用し、週2回の授業を2人の担当者が連携して進める。基本単語の説明、文法説明、テキスト朗読・説明、練習問題、という流れで行われる。 火曜日と金曜日でセットなので、必ず両方に出席すること。
・日程
日程(進度により若干変動あり) 第1週 ガイダンスと発音概要 第2週 発音概要と練習(一)声調・母音、複母音・子音 第3週 発音概要と練習(二)子音・鼻母音 第4週 発音まとめ、第1課(人称代名詞、是、疑問文) 第5週 第2課(指示代名詞①、疑問詞疑問文、的、副詞) 第6週 第3課(動詞述語文、有、指示代名詞②) 第7週 まとめと中間テスト(第1クオーターの期末テスト) 第9週 復習 第10週 第4課(形容詞述語文、量詞、数字) 第11週 第5課(時を表わす語、時間量、反復疑問文、介詞①) 第12週 第6課(完了を表わす「了」、在、介詞②) 第13週 第7課(連動文、助動詞①、文末助詞、選択疑問) 第14週 復習 第15週 まとめとテスト
【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
(1)教員の文法説明はしっかりと聞き、理解する。分からないところがあれば質問する。 (2)授業中にしっかりと声を出して繰り返し練習する。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
(1)授業前にテキストを予習し、授業後はテキストを復習し、内容を暗記する。宿題があれば、次回の授業までに必ず完成する。 (2)目標を立ててモチベーションを維持する。例えば、中国語検定試験、中国旅行、留学生と交流するなど。
【成績の評価】
・基準
授業に意欲的に参加し、授業内容を理解したか、発音は正確か、基本的な読み書き・聞き取りができているかを評価する。
・方法
二人の教員がそれぞれ50点ずつ評価し、合算して(100点)評価する。 赤倉:授業の参加態度10点 期末テスト40点 富里:授業の参加態度15点、期末テスト35点
【テキスト・参考書】
テキスト:竹島毅・趙昕『《改訂版》さあ、中国語を学ぼう:会話・講読』白水社、2022(2400円+税) 参考書:授業時に教員は適宜指示する。必要な人はそれを参考にすること。
【その他】
・学生へのメッセージ
語学の勉強は授業以外に日々の練習が欠かせないです。予習と復習の習慣をつけましょう。また、中国語母語話者数は英語をはるかに抜いて世界一です。中国語ができると、日本だけでなく世界で活躍できます。易しい道のりではありませんが、一緒に頑張りましょう。
・オフィス・アワー
富里:授業に関する学生からの質問は、各回の授業終了後または開始前に受け付けます。 赤倉:火水曜日12:10〜12:50 人文棟3号館7階赤倉研究室 (連絡をもらえればいつでも対応します)
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