【授業の目的】
英語の4技能をバランスよく鍛錬することを目的とし、その中でもリスニングやスピーキングに重点をおく授業である。
【授業の到達目標】
身近な話題や日常生活に関して、短く簡潔な文で話すことができる。【技能】 ゆっくり話されれば、日常的な会話の内容を大まかに理解できる。【知識・理解】 ペアやグループで社会の諸問題について討論することができる。【態度・習慣】
【授業概要(キーワード)】
英語 コミュニケーション ディスカッション リスニング スピーキング ライティング
【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
B-1.学生同士の話し合いの中で互いの意見に触れる機会がある。:76~100% A-2.小レポート等により、事前学習(下調べ、調査等含む)が必要な知識の上に思考力を問う形での文章を記述する機会がある。:76~100% A-3.習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型学習を行い、その成果を記述する機会がある。:1~25%
【科目の位置付け】
大学での学修や研究および社会生活において必要とされる英語の、実践的な基礎力を養成する。(英語I(初級))
【SDGs(持続可能な開発目標)】
03.すべての人に健康と福祉を 07.エネルギーをみんなにそしてクリーンに 09.産業と技術革新の基盤をつくろう 11.住み続けられるまちづくりを 13.気候変動に具体的な対策を 14.海の豊かさを守ろう 15.陸の豊かさも守ろう
【授業計画】
・授業の方法
1) 学生は事前に時事問題などを扱ったスピーチやプレゼンテーションを視聴し、予習シートの質問に答える形で授業の準備を行います。 2)授業の始めにはニュースで使われている英語表現を学びます。 3)自分が考えてきたこと(予習シート)をもとにグループディスカッションを行います。 4)グループディスカッションはメンバーを変えながら3回繰り返し、様々な意見を聞くとともに、自分の意見も徐々に自信を持って述べられるようにしていきます。 5)意見交換によって深めた理解や考えを、最後に書いてまとめます。
・日程
第1回:オリエンテーション 第2回:モデルディスカッション 第3回、4回、6回、7回、9回、10回、12回、13回:与えられたトピックについてのディスカッション 第5回、8回、11回、14回:発展学習と活動 第15回:まとめと最終レポート提出
【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
1)資料はWebClassに上げますので自分で引き出してください。 2)授業は予習をもとに行いますので、動画を視聴しながら予習シートに自分の意見や考えを記述し、グループディスカッションに積極的に参加できるようにしてきてください。 3)授業では英語の間違いを気にせずに、どんどん話していきましょう。また、グループメンバーの発言を聞くことも大事です。理解できなければ聞き返す、また自分でもわかりやすく話すなど、コミュニケーションの基本を学んでいきます。 4)毎回のトピック学習を通して、今度は自分で興味のある動画を探し、それに対して自分で質問を作り、自分なりの答えをもつということが最終目標です。私たちを取り巻く国内外の様々な問題に目を向けていきましょう。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
1)予習、復習に必要な学修時間の目安は、2時間/週です。 2)各回の授業では与えられたトピックについてディスカッションを行います。そのために予習シートを課します。課題に沿って、毎回しっかり準備してきてください。 3)ディスカッションを行うトピックについてはインターネットでさらに詳しい文献を探すことも可能です。音声も動画も手に入ります。たくさん読む、たくさん聞くことから、話題についての知識を深め、また英語での表現方法も学んでいくように努めてください。 4)ディスカッションでうまく行ったところ、うまくできなかったことをきちんと記録し、次の予習やディスカッションの準備につなげてください。 5)学期の最後にはレポートを作成します。その題材は自分で探し、ディスカッションにふさわしい質問を作り、自分の意見も添えて提出します。そのために普段の授業や予習の段階から様々な話題に目を向けることが大事です。
【成績の評価】
・基準
1)予習してくることが大前提です。ディスカッションを行うにふさわしい内容をわかりやすい英語で準備しているかが合格の基準です。 2)わかりやすい英語を使いながらディスカッションに積極的に参加していることが合格の基準です。 3)最終段階では自分でディスカッションにふさわしい題材を見つけ、それについての質問と答えをわかりやすい英語で記述できることが合格の基準です。
・方法
1)予習シートの内容 30% 2)ディスカッション への積極的参加 40% 3)最終課題提出 10% 4)E-learning 20%
【テキスト・参考書】
授業については教科書などの購入の必要はありません。すべて教員が準備します。
「英語1」ではTOEIC®︎対策としてe-learning教材を導入しています。このソフトウェアは、語彙や句、文法事項も含め、英語学習を全体的にサポートするものです。日頃から少しずつ、継続的に学習を進めてください。
【その他】
・学生へのメッセージ
高校の授業や受験勉強を通して培ってきた英語の知識をもとに、これからは大学生に求められる「使える」英語の習得を目指していきましょう。みなさんが英語への興味を高め、さらに自分の意見を英語で伝えるスキルを伸ばせるよう応援していきます。
・オフィス・アワー
質問や相談には事業の始まる前や終わった後の時間で対応しますので、いつでも声をかけてください。
|