【授業の目的】
この授業は災害弱者の現状と課題を映画視聴や災害食体験等を通して理解し、その解決策を考究することを目的とする。
【授業の到達目標】
(1)災害弱者の定義とその現状と課題について理解し、説明することができる。【知識・理解】 (2)災害弱者の防災に関する課題解決に向けて討議することができる。【態度・習慣】
【授業概要(キーワード)】
災害弱者 防災 災害食 避難所運営
【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
A-1.ミニッツペーパー、リフレクションペーパー等によって、自分の考えや意見をまとめ、文章を記述し提出する機会がある。:51~75% B-1.学生同士の話し合いの中で互いの意見に触れる機会がある。:26~50% C-1.自分の意見をまとめて発表する機会がある。:1~25% D-1.演習、実習、実験等を行う機会がある。:1~25% A-2.小レポート等により、事前学習(下調べ、調査等含む)が必要な知識の上に思考力を問う形での文章を記述する機会がある。:1~25% A-3.習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型学習を行い、その成果を記述する機会がある。:26~50% B-3.習得した知識を活用する中で、学生グループがテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型学習を行い、互いの考えを理解し合う中から新たに独自の意見や考え方を創り出す機会がある。:1~25% C-3.習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型学習を行い、その成果を発表し理解してもらえるようプレゼンテーション、質疑応答、リフレクションを行う機会がある。:1~25% D-3.習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型の演習、実習、実験等を行う機会がある。:1~25%
【SDGs(持続可能な開発目標)】
03.すべての人に健康と福祉を 05.ジェンダー平等を実現しよう 10.人や国の不平等をなくそう 11.住み続けられるまちづくりを 16.平和と公正をすべての人に 17.パートナーシップで目標を達成しよう
【授業計画】
・授業の方法
講義並びに演習・実習
・日程
第1回 オリエンテーション・災害への備え基礎 第2回 クロスロードゲームで被災時の困難を知る 第3回第4回 災害弱者と課題① ドキュメンタリー映画「逃げ遅れる人々東日本大震災と障害者」視聴と交流・討議 第5回第6回 災害弱者と課題② ドキュメンタリー映画「きこえなかったあの日」視聴と交流・討議 第7回第8回 災害弱者と課題③ ドキュメンタリー映画「星に語りて」視聴と交流・討議 第9回 災害弱者と支援の現状と課題(山形市) 第10回 ろう者の話を聞く 第11回 発達障害児を育てる当事者家族の話を聞くオンライン交流 第12回 災害時要支援者の被災時の食生活(アルファ化米試食を含む) 第13回 防災食調理・試食① 第14回 避難所運営ゲームHUG 第15回 総括 ※外部の講師を招へいするため、日程は変更することがあります。
【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
グループ活動への積極的参加を求めます。 災害食の調理・試食は調理実習に適切な服装での参加を求めます。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
随時、参考文献を示しますので、予習に努めてください。
【成績の評価】
・基準
(1)災害弱者の定義とその現状と課題について理解し、適切に説明することができることを合格の基準とします。 (2)災害弱者の防災に関する課題解決について、適切に考察できることを合格の基準とします。
・方法
各回受講後の小課題(60%) レポート(20%) グループ討議・実習への参加状況(20%)
【テキスト・参考書】
事前のテキスト・参考書として指定するものはありません。 授業進度に合わせて指示します。
【その他】
・学生へのメッセージ
グループ活動への積極的参加を求めます。
・オフィス・アワー
「オフィス・アワー」を担当教員研究室において、授業終了後(月曜日)に設けます。会議や出張等で不在にすることもあるため、確実に面談したい場合は事前に予約をお願いします。連絡先は、初回の授業でお知らせします。
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