【授業の目的】
(1)キリスト教の聖書の知見を通して、ヨーロッパ文化の基盤を理解することを目的とします。 (2)イギリス18世紀のホガースの版画の分析を通して、当時の英国の人々の世帯風俗の知見を獲得することを目的とします。
【授業の到達目標】
(1)ヨーロッパ文化の基層をなす「聖書」についての基礎知識を深めることができます。 (2)ホガースという18世紀イギリスを代表する画家の版画群の分析ができます。 (3)イギリスの衣食住やイギリス文化の特徴などの基礎知識を得ることができます。
【授業概要(キーワード)】
キリスト教、聖書、イギリス、ホガース、版画
【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
B-1.学生同士の話し合いの中で互いの意見に触れる機会がある。:1~25% B-3.習得した知識を活用する中で、学生グループがテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型学習を行い、互いの考えを理解し合う中から新たに独自の意見や考え方を創り出す機会がある。:1~25%
【SDGs(持続可能な開発目標)】
04.質の高い教育をみんなに
【授業計画】
・授業の方法
(1)ヨーロッパ文化の基層をなす「聖書」についての基礎知識を深めることができます。 (2)ホガースという18世紀イギリスを代表する画家の版画群の分析ができます。 (3)イギリスの衣食住やイギリス文化の特徴などの基礎知識を得ることができます。
・日程
第1回目:オリエンテーション(オンライン) 第2回目:キリスト教 part 1(イスラエルとパレスチナ) 第3回目:キリスト教 part 2(イエスのモデル) 第4回目:すキリスト教part 3(4つのエヴァンゲリオン) 第5回目:キリスト教part 4(キリスト教と資本主義) 第6回目:『娼婦一代記』論 part 1(売春宿の誕生) 第7回目:『娼婦一代記』論 part 2(ユダヤ人とめかけ) 第8回目:『娼婦一代記』論 part 3(コーヒーと紅茶) 第9回目:『娼婦一代記』論 part 4(お葬式) 第10回目:『放蕩息子一代記』論 part 1(がめつい金貸し) 第11回目:『放蕩息子一代記』論 part 2(酒池肉林) 第12回目:『放蕩息子一代記』論 part 3(ばくちと破滅) 第13回目:イギリス文化論part 1(コーヒー・ハウス) 第14回目:イギリス文化論part 2(黒人奴隷と砂糖) 第15回目:イギリス文化論part 3(ジンとビール)
【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
(1)講義で示されるパワーポイントを参考に講義内容をノートに筆記するなどして、内容の理解に努めてください。 (2)発展的学習の第一歩として自分が出した疑問について調べてください。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
(1)準備学修に必要な時間の目安:1時間/週 (2)各回の授業内容の復習時間の目安:1時間/週
【成績の評価】
・基準
(1)キリスト教と聖書の基礎が理解できていることを合格の基準とします。 (2)ホガースの版画の基礎が理解できていることを合格の基準とします。 (3)イギリス文化の基礎が理解できていることを合格の基準とします。
・方法
(1)授業参加度:10% (2)発言の積極性:20% (3)期末レポートで、得られた知見が理解できているかということと基礎を踏まえて応用的な思考が展開できるかをみます。70%
【テキスト・参考書】
中村隆、『ホガースの時代』(山形大学出版会、2023年)
【その他】
・オフィス・アワー
木曜日910校時
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