【授業の目的】
講義,実技,演習を通して,アダプテッド・スポーツを実践的に学習し,アダプテッド・スポーツの基本的特性や効果について理解することを目的とする.
【授業の到達目標】
1)アダプテッド・スポーツに関する基礎的知識や理論,身心への効果について理解し, 適切に説明できるようになる.【知識・理解】 2)アダプテッド・スポーツのルールや特性を理解し,楽しみ実践することができる.【技能】 3)アダプテッド・スポーツの実践による身心への効果について,考察することができる.【態度・習慣】
【授業概要(キーワード)】
アダプテッド・スポーツ,ルール,特性,効果
【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
A-1.ミニッツペーパー、リフレクションペーパー等によって、自分の考えや意見をまとめ、文章を記述し提出する機会がある。:26~50% B-1.学生同士の話し合いの中で互いの意見に触れる機会がある。:26~50% C-1.自分の意見をまとめて発表する機会がある。:26~50% D-1.演習、実習、実験等を行う機会がある。:26~50% A-2.小レポート等により、事前学習(下調べ、調査等含む)が必要な知識の上に思考力を問う形での文章を記述する機会がある。:1~25%
【科目の位置付け】
本授業は,アダプテッド・スポーツの基本的事項を理解し,実際にそれらの実践を通して,アダプテッド・スポーツを楽しみ実践する能力を育成しようとするものである.
【SDGs(持続可能な開発目標)】
03.すべての人に健康と福祉を 04.質の高い教育をみんなに
【授業計画】
・授業の方法
本授業は講義・実技・演習から構成され,講義による基礎的な知識や理論の学習(講義),体育館等でのアダプテッド・スポーツの実践と測定(実技・演習)によって授業を進める.実技における測定は,受講人数の状況や進捗等により適宜実施する.
・日程
第1回 ガイダンス 第2回 アダプテッド・スポーツとは【講義】 第3回 パラリンピックの概要とクラス分け【講義】 第4回 パラリンピックの競技性と意義,障害に応じたスポーツの工夫【講義】 第5回 パラリンピックとレガシー【講義】 第6回 シッティングバレーボールの実践と測定【演習】 第7回 ボッチャ(ペア)の実践と測定【演習】 第8回 ボッチャ(グループ)の実践と測定【演習】 第9回 ブラインドサッカーの実践と測定【演習】 第10回 ウォーキングフットボールの実践と測定【演習】 第11回 ブラインドテニスの実践と測定【演習】 第12回 卓球バレーの実践と測定【演習】 第13回 サウンドテーブルテニスの実践と測定【演習】 第14回 スポーツウエルネス吹き矢の実践と測定【演習】 第15回 まとめ・総合討論
【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
1)授業資料や参考図書をもとに,基礎的な知識や理論の理解に努める. 2)運動に適した服装,屋内シューズを持参するとともに,体調を整えて参加すること. 3)グループやペアでの活動を行うため,積極的にコミュニケーションを取り合うこと.
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
1)実技を楽しめるように,日頃から自身の体調を整えておくこと. 2)アダプテッド・スポーツに関心を持ち,ルールや特性等について,事前に学習しておくことが望ましい.
【成績の評価】
・基準
1)アダプテッド・スポーツ科学にまつわる用語や理論について,適切に説明できることを合格の基準とする. 2)グループの中で積極的にコミュニケーションを取り,他者を尊重しながら協力して参加することを合格の基準とする. 3)アダプテッド・スポーツと身心への効果との関係について理解し,それらに関する科学的知見について適切に説明できることを合格の基準とする.
・方法
授業参加度(参加意欲・態度):40%,授業内容の理解度:30%,レポート:30%
【テキスト・参考書】
参考書:教養としてのアダプテッド体育・スポーツ学(2018). 大修館書店 その他,参考資料を適宜配布します.
【その他】
・学生へのメッセージ
1)授業内外を問わず,積極的な質問を歓迎します. 2)受講人数や進捗状況等により授業内容を変更する可能性があります.
・オフィス・アワー
火曜日の12:10~13:00の間に「オフィス・アワー」を三枝研究室(地教3号館4階)において設けるが,これに限らず在室している時は随時対応する.
|