【授業の目的】
1)体の仕組み、機能などについて理解し、日常生活から正しい体の使い方を意識して動くことができるようになること 2)様々なゲームやスポーツを楽しみながら、スポーツの価値について考えること
【授業の到達目標】
1)「スポーツにある価値」や、「スポーツを通した価値」には、日常や人生、地域を豊かにし、よりよい未来を創るチカラがあることに気づくことができる 2)様々な道具を使い、身体を動かしていく中で、「正しい」身体の使い方、姿勢、歩き方、エクササイズの方法を身につけ、日常生活にも応用することができるようになる 3)スポーツを通して、ユニバーサルな物の見方、考え方を身につけ、誰もが共に楽しむことが可能なスポーツを創造して行くことを目的とする
【授業概要(キーワード)】
体の仕組み・身体機能・コーディネーション・体幹を意識したトレーニング・動的ストレッチ・スポーツの価値・クリエイト・共生・共創
【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
B-1.学生同士の話し合いの中で互いの意見に触れる機会がある。:1~25%
【科目の位置付け】
基本的な人体の構造、機能的な体の使い方について理解しながら、様々なスポーツの体験を通し、スポーツは、国境や性別、男女、年齢や世代、運動神経を問わず、共に楽しめる世界共通の文化であることを理解する。また、色々な視点からスポーツの価値を考えることを通して、自らの人生や地域の未来をより良く創る能力の習得・向上を図る
【SDGs(持続可能な開発目標)】
03.すべての人に健康と福祉を 04.質の高い教育をみんなに
【授業計画】
・授業の方法
屋内において様々なスポーツ(ゲーム等)を実施する 人間の体の機能や役割について理解しながら、授業を行う 教員からの一方通行の授業でなく、学生の発表・質疑応答によって授業を進めて行う
・日程
第1回ガイダンス 第2回コミュニケーション&交流ゲーム 第3回機能的に体を使う:正しい姿勢、歩き方、走り方の習得 第4回機能的に体を使う:機能的な体の使い方を習得、ゲームでの実践 第5回ストレッチ、スタビライゼーションについて 第6回ストレッチ、スタビライゼーションについて 第7回コーディネーション:脳神経系の機能と運動機能を意識した運動の実践 第8回コーディネーション:ゲームでの実践 第9回バランスの意識:バランスボールを用いたエクササイズ 第10回 バランスの意識:体をコントロールためのエクササイズ、ゲームでの実践 第11回遊びやゲームの要素を共存させたスポーツの体験・考察 第12回アダプテッド・スポーツ:誰もが楽しめるスポーツの体験 第13回アダプテッド・スポーツ:誰もが楽しめるスポーツの考察 第14回新しいスポーツの開発(1):ゲーム考案、ルール作成、実践 第15回新しいスポーツの開発・発表
様々な形態の種目を実施するが、天候や授業環境、受講人数によって予定を変更する場合がある。
【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
体育館での実施の際は、運動に適した服装と屋内シューズを必ず用意すること 運営に積極的であることは望ましい 体調が優れない場合などは事前に申し出ること
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
日常生活において怪我などに十分注意し、体調を整えて参加すること。 またスポーツに興味を持ち、ルール等を確認しておくことは望ましい。
【成績の評価】
・基準
授業への参加状況(出席・関心・発言・意欲・態度・服装等)をスポーツの技能(得意・不得意)よりも重視します。また、他者を尊重し、協力しながら積極的に参加できることを合格の基準とする
・方法
授業への参加状況と運営への積極性、グループディスカッションへの参加意欲、ゲーム作成内容などから、総合的に評価します。 1) 授業参加度(出席状況含む):70% 2) ゲーム作成内容:20% 3) 新しいスポーツの発表内容:10%
【テキスト・参考書】
適宜、紹介する
【その他】
・学生へのメッセージ
1) 体を動かすのに相応しい服装、運動用シューズを準備しましょう(怪我防止の観点からスリッパ、サンダル、裸足での参加は禁止する) 2) 水分補給は各自の判断で適宜行いましょう 3) 体調管理をしっかり行い、授業へ備えましょう 4) 熱中症の予防、感染症の状況によって授業内容が変更になることがあります
・オフィス・アワー
授業に関する学生からの質問は,各回の授業終了後または開始前に受け付けます。
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