本授業では、コンディショニングの基本概念を理解し、実践的な知識を習得することを目的とする。 アスリートだけでなく一般の人々にとっても重要なコンディショニングの理論と実践方法を学び、「鍛える」だけでなく「整える」ことの重要性を身につける。さらに、コンディショニングを日常生活やトレーニングに活かし、各自のライフパフォーマンスの向上につなげることを目指す。

1.コンディショニングの基本概念を理解し、説明できるようになる。
2.自分の姿勢や動作を評価し、体の課題に対する適切な改善方法を考えられるようになる。
3.ストレッチや体幹トレーニングなどの基本的なコンディショニング手法を実践できる。

コンディショニング、モビリティ、スタビリティ、キネティックチェーン、重力、３面運動、力の吸収と発揮、バランス、コア、ムーブメントプレップ、ストレングス

B-1．学生同士の話し合いの中で互いの意見に触れる機会がある。：1～25％

本授業では、コンディショニングの基本概念を理解しながら、姿勢や動作の評価、体の整え方を学び、日常生活やスポーツパフォーマンスの向上に活かせる力を身につける。 また、コンディショニングが年齢や競技レベルを問わず、健康維持やケガ予防に重要であることを理解し、自らのライフスタイルに応じた実践的な方法を習得する。さらに、コンディショニングを通じて、自分の体と向き合い、最適なコンディションを維持する習慣を身につけることで、より充実した生活を送る能力の習得・向上を図る。

03.すべての人に健康と福祉を
04.質の高い教育をみんなに

人間の体の機能や役割について理解しながら、授業を行う。
教員からの一方通行の授業でなく、学生の発表・質疑応答によって授業を進めて行う。

第1回　ガイダンス
第2回　コミュニケーション&交流
第3回　コンディショニングとは（目標/目的の確認）
第4回　身体の機能評価（体の課題）
第5回　肩こり・腰痛の原因を知る
第6回　関節の可動域について
第7回　コア（体幹）について
第8回　バランスについて
第9回　ストレングスについて
第10回　呼吸について
第11回　動作の修正
第12回　ハイパフォーマンスからライフパフォーマンスへ
第13回　トータルコンディショニング
第14回　身体の機能評価（目標・目的の再確認）
第15回　振り返り

実施の際は、運動に適した服装と屋内シューズを必ず用意すること
運営に積極的であることは望ましい
体調が優れない場合などは事前に申し出ること

日常生活において怪我などに十分注意し、体調を整えて参加すること

授業への参加状況（出席・関心・発言・意欲・態度・服装等）を重視します。また、他者を尊重し、協力しながら積極的に参加できることを合格の基準とします。

授業の参加状況と運営への積極性、グループディスカッションへの参加意欲などから総合的に評価します。
1) 授業参加度（出席・態度含む）80%
2) 課題提出20%

①参考書：アスリートのためのトータルコンディショニングガイドライン
（著者）日本スポーツ振興センター久木留毅、清水和弘他
（発行）独立行政法人日本スポーツ振興センターハイパフォーマンススポーツセンター
（編集協力）株式会社さんライフ企画
初版第一刷発行 2023年9月10日

②参考動画：スポーツ庁youtubeチャンネル
自分の身体知っていますか？〜室伏広治のセルフチェック〜
https://sports.go.jp/movie/post-63.html

1)体を動かす授業内容の際は、相応しい服装、運動用シューズを準備しましょう（怪我防止の観点からスリッパ、サンダル、裸足での参加は禁止します）
2)水分補給は各自の判断で適宜行いましょう
3)体調管理をしっかり行い、授業へ備えましょう
熱中症の予防、感染症の状況によって授業内容が変更になることがあります

授業に関する学生からの質問は，各回の授業終了後または開始前に受け付けます