【授業の目的】
この授業では、英語を含む外国語学習については、歴史的に様々な理論やそれに基づいた学習法が提唱されてきたことを理解し、そのうちのいくつかを、実際にやってみることで自分の学習スタイルとの整合性を学生自身に検討してもらいます。 また、TOEICとIELTSがどのような試験なのか、実際の問題を解きながら、理解することを目的にしています。
【授業の到達目標】
いくつかの外国語学習法を実際に経験することで、自分の学習スタイルとの整合性を確認しながら、適合した学習法を検討することができる。
【授業概要(キーワード)】
英語学習、英語資格試験、学習スタイル
【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
B-1.学生同士の話し合いの中で互いの意見に触れる機会がある。:1~25% C-1.自分の意見をまとめて発表する機会がある。:1~25% C-2.事前学習(下調べ、調査等含む)をした上で、プレゼンテーションを行い、互いに質疑応答や議論を行う機会がある。:1~25% A-3.習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型学習を行い、その成果を記述する機会がある。:26~50%
【科目の位置付け】
この授業は、基盤教育の「教養科目」であり、その中の「文化と社会」の分類に属するものです。また、英語のレベルとしては中級程度を想定しています。
【SDGs(持続可能な開発目標)】
03.すべての人に健康と福祉を
【授業計画】
・授業の方法
教員が説明する講義と、学生が課題に取り組んだり、または講義内容についての意見交換を行う演習を併用して行なっていきます。
・日程
第1回目:オリエンテーション(オンデマンドのオンライン) 第2回目:英語(言語)学習の様々な方法について、講義形式で紹介 第3回目〜8回目:文法訳読法や、それにリスニングタスクを加えた方法などを、実際に授業で体験する 第9回目〜14回目:TOEICやIELTSの内容を、実際に授業で取り組みつつ、理解する 第15回目:この授業で学んだこと、興味を持ったことなどを発表し、意見交換を行う
【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
毎回何かしらの課題があるため、それらにしっかり取り組んで授業に臨んでください。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
授業で扱った教材については、よく復習し、しっかりと身につけることを心がけてください。また、自分の性格や目的にあった学習方法を探すということを意識してください。
【成績の評価】
・基準
自分の目的や学習スタイルにあった学習方法がどのようなものなのか、自身で方向性を見出していること。
・方法
第1回目:オリエンテーション(オンデマンドのオンライン) 第2回目:英語(言語)学習の様々な方法について、講義形式で紹介 第3回目〜8回目:文法訳読法や、それにリスニングタスクを加えた方法などを、実際に授業で体験する 第9回目〜14回目:TOEICやIELTSの内容を、実際に授業で取り組みつつ、理解する 第15回目:この授業で学んだこと、興味を持ったことなどを発表し、意見交換を行う
【テキスト・参考書】
リーディングスキルの鍛錬をサポートする参考書としては、小白川図書館所蔵のRetold版の書籍類をお勧めします。その他のスキルについては、授業内で紹介していきます。
【その他】
・学生へのメッセージ
○外国語は「教えてもらう」のではなく、「自分で学ぶ」ものです。個人の好みや向き不向きもあるため、この授業では様々な学習方を紹介し、自分にあった学習法を見つけてほしいと思っています。 ○この授業は、基盤共通教育のコミュニケーションスキル1で「中級」に割り振られた学生を想定しています。
・オフィス・アワー
火曜日9・10校時。人文社会科学部2号館4階の研究室まで。授業後に呼び止めてくれても構いません。メールで連絡をもらえれば、これ以外の時間も可能です。
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