【授業の目的】
グローバルな視点で、県内企業の商品・製品の特色をつかみ、売り込む先の国の状況を調査し考え、自分で海外へ紹介・売り込むことを県内企業と議論し共同企画し、ワークショップで提案発表します。 これから海外へ展開したい県内企業と共同作業メンバーの一員になり、商品・製品の特色を理解し、いかに海外へ売り込むかの実践をテーマにします。
【授業の到達目標】
この講義を履修した学生は 1)山形県の製品をグローバルに売り込むために必要なことは何かを実際の体験を基に説明できる【知識・理解】 2)目標期日までに、商品理解、想定する海外市場へ向けて、山形県の製品をグローバルに売り込む英語パワーポイントを、グループ共同作業で実際に作成し発表できる【態度・習慣】
【授業概要(キーワード)】
県内企業 商品理解 海外アピール グローバル実践力体験型授業
【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
B-2.事前学習(下調べ、調査等含む)をした上で、他の学生の意見を尊重しつつグループとしての結論を出すために議論をする機会がある。:1~25% C-2.事前学習(下調べ、調査等含む)をした上で、プレゼンテーションを行い、互いに質疑応答や議論を行う機会がある。:26~50%
【科目の位置付け】
前期の「グローバル社会を生きる君たちへ」で、社会のグローバル化の状況、グローバルな視点、県内で必要とされるグローバル展開に関して理解を深めたあとの実践版がこの授業になる。この授業は、県内企業の商品を理解し、県内企業内の商品海外展開の共同チームの一員になり、海外に売ることを企画し、ワークショップで発表することを通じてグローバルな実践力を習得する。
【SDGs(持続可能な開発目標)】
08.働きがいも経済成長も 09.産業と技術革新の基盤をつくろう 17.パートナーシップで目標を達成しよう
【授業計画】
・授業の方法
集中講義による。
・日程
集中講義の開講期間:2025年9月16日(火)~9月25日(木)(土日・祝日除く)以下を予定しています。
事前学習(半日) AMまたはPM 資料を事前配布して各自で事前学習
1日目(午後)(対面またはオンライン(ZOOM)で開催) PM 授業目的とアウトライン (担当教員から説明) 輸出における基本事項(市場特性や規制)(ジェトロ山形から説明) 海外市場について(山形県から説明) 学生グループの決定(担当教員がリード調整)
2日目(午前・午後)(実際にこれから海外に商品を売り込む企業を訪問) AM 企業訪問 企業の概要説明・現場見学 PM 売り込む商品に関して見学・体験・ヒアリング 意見交換
3日目(午前・午後)(すでに海外に商品を売り込んでいる企業を訪問) AM 海外売り込みに成功している企業を訪問 企業の概要説明・現場見学 PM 企業内での議論 企業の魅力や商品の強みをどう売り出しているか学ぶ
4日目(午後)(対面でのグループ議論) PM これから売り込む商品の特色整理 売り込み先の状況把握 課題を議論し整理 提案内容ブラッシュアップ パワーポイントの作成開始
4日目の後、5日目の最終発表へ向けて、パワーポイント作成に関しては、個別作業、チームでの共同作業、企業への質問(各自の場所、オンラインで連絡)(数日程度)を予定しています。
5日目(午前または午後、企業を訪問) AMまたはPM ワークショップで商品を売り込むパワーポイントで発表 提案内容について企業と意見交換・議論 講評
【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
授業中に関連資料等を配付して必要事項等を説明するので、不明な点は質問し、授業中に積極的に授業内容について考えることが必要です。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
予定されている各講義を担当する企業・機関について、事前に調べておくなど簡単な予習をすると良いです。
【成績の評価】
・基準
グローバルに対応できる実践力が必要であるということの理解度を基準にします。
・方法
毎日のミニッツ・ペーパー提出と事後のレポート提出(50%)、ワークショップ発表(パワーポイント)(50%)
【テキスト・参考書】
事前に指定するテキスト・参考書はありません。講義中に必要な資料は配付します。
【その他】
・学生へのメッセージ
グローバル社会に生きるため意欲的に学習・行動することを期待しています。 日程の都合上,成績確定が前期の進級判定には間に合いませんので,過年度生等で前期での進級を考えている人は注意してください。
・オフィス・アワー
オフィスアワーは設けませんので、講義中に質問するか、下記まで連絡するようにしてください。 連絡先メールアドレス:effort@yz.yamagata-u.ac.jp 電話:0238-26-3585 (米沢キャンパス有機材料システムフロンティアセンター2階有機材料システム研究推進本部事務室)
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