総合英語(英語1)
 General English (English 1)
 担当教員:太田 裕子(OTA Yuko)
 担当教員の所属:人文社会科学部
 担当教員の実務経験の有無:
 担当教員の実務経験の内容(有の場合):高等学校での教員経験を生かして、学び合い学習をベースに個々の力を伸ばしていくための指導を実践する。また、高等学校で学んだ英語を補強しながら一般英語の学習にスムーズに移行できるよう指導を行う。
 開講学年:1年  開講学期:後期  単位数:2単位  開講形態:演習
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
英語の4技能をバランスよく鍛錬することを目的とし、その中でもリーディングや文法に重点を置く授業である。

【授業の到達目標】
日常的で身近な話題について平易な語彙で表現された英語が理解できる。平易な語彙と短い英文を用いて意見を交換したり、書いたりできる。

【授業概要(キーワード)】
英語 リーディング ライティング 文法 アクティブラーニング

【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
A-1.ミニッツペーパー、リフレクションペーパー等によって、自分の考えや意見をまとめ、文章を記述し提出する機会がある。:1~25%
B-1.学生同士の話し合いの中で互いの意見に触れる機会がある。:76~100%
A-2.小レポート等により、事前学習(下調べ、調査等含む)が必要な知識の上に思考力を問う形での文章を記述する機会がある。:76~100%
A-3.習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型学習を行い、その成果を記述する機会がある。:1~25%

【科目の位置付け】
大学での学修や研究および社会生活において必要とされる英語の、実践的な基礎力を養成する。(英語I(初級))

【SDGs(持続可能な開発目標)】
12.つくる責任つかう責任
14.海の豊かさを守ろう
15.陸の豊かさも守ろう

【授業計画】
・授業の方法
私たちが日頃口にする『食物』を、さまざまな角度からとらえ、検証していく。食生活が環境と人間の健康に与える影響や、食物の保存方法と味覚の関係など、人間にとって最も身近な食物について掘り下げて考える。各ユニットの日本語注釈付きの600語程度の平易な英文を読み、語い確認と内容理解の演習を行う。
・日程
第1回:オリエンテーション
第2回〜第14回 Unit1-6 (One Unit/2回の予定)
第15回 授業のまとめ―discussionなど。

【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
Readingは内容や表現を確認した後、音読をします。強弱のリズムや発音を聞いた通りにできるだけ真似て読みましょう。英語らしい発音できるようになると聞き取りも楽になります。Group WorkでのDiscussionや英作文の課題も予定しています。ペア/グループワークでのDiscussion後に仕上げてwebclassに提出しましょう。その後、Peer Reviewの割り当て分を読み、英語でメッセージを書きましょう。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
予習、復習に必要な学修時間の目安は、1 時間/週です。予習では、まず辞書を使わずに読み、問題に取り組みましょう。その後、時間があれば、分からない単語の意味調べをし、教科書の英文の該当単語の上か下に書き込んでいきます。次に、訳せない、意味がわからない文章に印をつけます。復習として、授業で読んだ個所の内容を思い起こしながら、暗唱するくらい音読をしましょう。音読のコツは『音読MAX』を参照してください。英作文で考えをまとめる際には、「効果的な英語コミュニケーション技法」を参照してください。また、本文中の語彙、語法の書き取りをしましょう。

【成績の評価】
・基準
小テスト:語彙問題、内容についての穴埋め問題, True or Falseなど
和訳担当:文法事項を押さえて丁寧に訳せているか。
ペア/グループワーク:自分の考えを述べたり、音読したりなどに積極的・能動的に参加しているか。
Writing:教科書で読んだ内容に関連するテーマで、自身の考えを英語で適切に表現できているか、効果的な構成にできているか、内容が充実しているかなど。
期末試験:なし
・方法
提出物30%+小テスト50%+E-learning 10%、TOEIC®IP 10%
100点満点中60点以上が合格

【テキスト・参考書】
テキスト:Food-Some Deeper Insights into What We Eat (2010) 
センゲージラーニング Paul Stapleton 著 ISBN 978-4-902902-88-4

参考書:音読MAX 黒川裕一著 南雲堂(2012)
    :効果的な英語コミュニケーション技法 金徳多恵子著 南雲堂(2012)

「英語1」ではTOEIC®︎対策としてe-learning教材を導入しています。このソフトウェアは、語彙や句、文法事項も含め、英語学習を全体的にサポートするものです。日頃から少しずつ、継続的に学習を進めてください。

【その他】
・学生へのメッセージ
出席が開講時数の3 分の2 に満たない場合は、不合格となる可能性があります。遅刻、無断欠席、小テストや課題の未提出は評価が下がります。やむをえない事情で欠席する場合は配慮しますので、必ず連絡してください。遅刻して授業中に指名されなかった場合は一言断りましょう(連絡がなければ欠席扱いとなります)。授業中にスマホの辞書を使うのは構いません(辞書機能以外は禁止)が、サイレントモードにしましょう。
・オフィス・アワー
授業に関する質問は,各回の授業終了後または開始前に受け付けます。メールはなるべく避けましょう。

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