【授業の目的】
食料,生命,環境科学に関わる総合的な理解を深めるため,基礎的な化学の知識を得ることを目的とする.
【授業の到達目標】
この授業を履修した学生は、農学を学ぶために必要な基礎的な化学を理解することができる.【知識・理解】
【授業概要(キーワード)】
化学,農学,基礎
【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
A-2.小レポート等により、事前学習(下調べ、調査等含む)が必要な知識の上に思考力を問う形での文章を記述する機会がある。:26~50% A-3.習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型学習を行い、その成果を記述する機会がある。:26~50%
【科目の位置付け】
この授業は,食料,生命,環境科学について総合的で幅広い知識を持つために,化学の観点から論理的に理解できる力を身につけるものである.
【SDGs(持続可能な開発目標)】
03.すべての人に健康と福祉を 04.質の高い教育をみんなに 07.エネルギーをみんなにそしてクリーンに 09.産業と技術革新の基盤をつくろう
【授業計画】
・授業の方法
基本的に教科書に従って講義を進め,応用的な内容についても言及する. この授業は,後期開講なので、降雪等による交通事情、感染症などの流行などを考慮し、対面とオンライン授業を併用して実施する.授業の方法については、適宜、ウェブクラス等でアナウンスするので、授業の前にウェブクラスを確認すること。
・日程
第1回目:ガイダンス(オンライン授業) 第2回目:大学で化学を学ぶために 第3回目:原子とその構造 第4回目:電子配置と物質量 第5回目:化学結合・イオン結合と金属結合 第6回目:化学結合・共有結合 第7回目:気体の性質 第8回目:相変化と溶液 第9回目:固体の性質・分散系 第10回目:反応速度と化学平衡 第11回目:酸と塩基 第12回目:酸化と還元 第13回目:熱エネルギーと化学反応 第14回目:原子核エネルギー 第15回目:基礎的な有機化合物
【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
教科書を購入し,本文に線を引くなどして活用する.また,板書やパワーポイントなどで示される講義内容をノートに筆記して内容の理解に努める.
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
講義で学んだ内容を,教科書を中心に復習する.加えて,授業で習った内容に関連することを図書館やネットで自分なりに調べてみる.
【成績の評価】
・基準
講義や教科書を通して学んだ基礎的な化学を理解することができているかどうかで評価する.
・方法
各教員毎の小テストを100点満点に換算して,教員3人の平均(100点満点)で成績を決定する.
【テキスト・参考書】
テキストとして川泉文男著「化学の視点」(学術図書出版社,ISBN978-4-7806-0942-4)を使用する.第1部の「現代化学の基礎」を中心に講義を行い,第2部の「現代化学の展開」の内容は各講義の関連事項で紹介する.
【その他】
・学生へのメッセージ
講義の予習復習を行い,基本的な内容を理解するように取り組んでください.
・オフィス・アワー
担当教員は鶴岡キャンパス所属のため,授業時間外の質問には基本的にメール(初回の講義で知らせます)で回答する.直接鶴岡の研究室を訪問する場合も必ずメールで申し込むこと.
|