テニス・卓球(スポーツ実技)
 Tennis and table tennis(Sport Skills)
 担当教員:天野 和彦(AMANO Kazuhiko)
 担当教員の所属:地域教育文化学部
 担当教員の実務経験の有無:
 担当教員の実務経験の内容(有の場合):民間企業での指導や、地方公共団体での運動実践指導、理論に関する講義をしている教員が、現代の理論に基づいて指導を行います。
 開講学年:1年,2年,3年,4年  開講学期:後期  単位数:1単位  開講形態:実技
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
生涯にわたって健やかな体力を育成し、健康を保持するため、生涯スポーツとしての硬式テニスと卓球の実践を通じて以下の獲得を目的としています。
1)硬式テニス及び卓球の技術習得を通じた運動習慣の獲得
2)運動実践を通じた学生間でのコミュニケーションスキルの獲得

【授業の到達目標】
この授業を履修すると
1)ラケット競技である硬式テニスと卓球の基礎技術が修得できるようになります。【技能】
2)ゲーム、その運営を通じた生涯スポーツに向けた基礎能力の獲得できる。【態度・習慣】
3)協働作業を通じて他人との対話能力や協調性などの社会的基礎となる能力を獲得できる。【態度・習慣】

【授業概要(キーワード)】
生涯スポーツ、健康、コミュニケーションスキル、アクティブラーニング

【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
B-1.学生同士の話し合いの中で互いの意見に触れる機会がある。:1~25%
D-1.演習、実習、実験等を行う機会がある。:76~100%
B-2.事前学習(下調べ、調査等含む)をした上で、他の学生の意見を尊重しつつグループとしての結論を出すために議論をする機会がある。:1~25%
D-2.事前学習(下調べ、調査等含む)で習得した知識等を踏まえて演習、実習、実験等を行う機会がある。:76~100%
B-3.習得した知識を活用する中で、学生グループがテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型学習を行い、互いの考えを理解し合う中から新たに独自の意見や考え方を創り出す機会がある。:1~25%
D-3.習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型の演習、実習、実験等を行う機会がある。:76~100%

【科目の位置付け】
この授業を通じて、高齢化社会において健全な市民の基礎としての生涯にわたる健康の維持や獲得を自主的にできる能力(基盤)が身につきます。また、他者との協働から社会での一体となって成果を創造していく為の基礎的な能力をみにつけることを目的としています。

【SDGs(持続可能な開発目標)】
03.すべての人に健康と福祉を
04.質の高い教育をみんなに
05.ジェンダー平等を実現しよう
17.パートナーシップで目標を達成しよう

【授業計画】
・授業の方法
技能の隔たりに関係なく、互いにラケットスポーツの技術習得に協働して取り組みます。
ラケットスポーツの本質であるゲームの要素を可能な限り取り入れます。
・日程
第1回目 10月 1日(水)ガイダンス、基礎知識の習得
第2回目 10月 8日(水)テニス ストローク(1) フォアハンド
第3回目 10月22日(水)テニス ストローク(2) バックハンド
第4回目 10月29日(水)テニス ストローク(3) 総合 課題テスト(ラリー)
第5回目 11月 5日(水)ラケットスポーツの理論Ⅰ【講義】
第6回目 11月12日(水)テニス 試合(1) アンダーハンドサーブからの試合
第7回目 11月19日(水)テニス ボレー
第8回目 11月26日(水)テニス スマッシュ
第9回目 12月 3日(水)テニス ダブルスの基礎
第10回目 12月10日(水)卓球 基礎1 フォアショート
第11回目 12月17日(水)卓球 基礎2 フォアドライブロング
第12回目 12月24日(水)卓球 基礎3 バックロング
第13回目 1月14日(水)卓球 試合(シングルス)、課題テスト(ピッチ40)
第14回目 1月21日(水)卓球 ダブルスのサーブ&レシーブ、練習試合(ダブルス)
第15回目 1月28日(水)卓球 ダブルスの陣形、試合(班対抗団体戦)

【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
・自らの身体の状態を把握してください。
・運動を積極的に行ってください。
・周囲の状況を把握し、協働と配慮をしてください。
・気象条件によっては、テニスコート以外で実施する場合もあります。
・安全面を配慮し、運動に適した服装、シューズを着用してください。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
・優れた運動のイメージを得るため、メディアを活用してください(連続動作の分析等)。
・事前の体調管理に努めてください。
・授業に関するノートを作成し、目標と評価を細かいサイクルで行いましょう(確認)。

【成績の評価】
・基準
基本的には継続した運動体験(出席して実施すること)を重視します。
授業に臨む積極性も評価します。
目標技術の習熟に対して複数回の実技テストを行い、その習熟度も評価します。
具体的な配分は以下の通りです。
授業での運動実施行動(50%)及び態度(25%)、技能習熟度(25%、但し天候などによってはレポートの替える)、これらを踏まえ総合的に評価します。
・方法
・遅刻、欠席も含めて出席を管理します。
・複数回の技能テストをします
・授業態度は、協調性や積極性を主に評価対象とします。

【テキスト・参考書】
中嶋康博(2015), 完全マスター テニスの基本, コスミック出版,ISBN:4774780456.
大江正人(2009)見てわかる!打って上達!卓球基本と練習メニュー.池田書店 ISBN:4262163239.

【その他】
・学生へのメッセージ
1)ラケット運動を通じて、学部の垣根を越えお互いに楽しく学びあい、健康で楽しい学生生活の土台を一緒に作りましょう。
2)Web classを活用しますので、それを通じて必要な連絡を取ってください。
・オフィス・アワー
1) 授業に関する学生からの質問は, 各回の授業終了後または開始前に受け付けます.
2) 質問はweb classのメッセージを通じても受け付けます.

g84402006-2025-G1-79372