【授業の目的】
山形県における食生活の問題点や、山形で生産される農産物を使った調理実習を通して、山形の食についての知識を身につけることを目的とする。
【授業の到達目標】
山形県における食の問題点とその問題解消のために具体的にどのような食生活を送るとよいか述べることができるようになる。【知識・理解】 山形で生産される農産物について知識や具体的な調理法を身につけ,実践できるようになる。【知識・理解】【技能】
【授業概要(キーワード)】
食生活,農産物,調理
【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
B-1.学生同士の話し合いの中で互いの意見に触れる機会がある。:26~50% C-1.自分の意見をまとめて発表する機会がある。:26~50% D-1.演習、実習、実験等を行う機会がある。:26~50%
【科目の位置付け】
この授業は山形における食生活の問題点やその対処のために具体的にどのような食生活を送るのがよいかを理解するとともに、山形の農産物について知識や料理法を身につけるものである。
【SDGs(持続可能な開発目標)】
03.すべての人に健康と福祉を 05.ジェンダー平等を実現しよう 09.産業と技術革新の基盤をつくろう 15.陸の豊かさも守ろう
【授業計画】
・授業の方法
山形の食についての講義と演習や実習とを組み合わせて行う。
・日程
1. ガイダンス 2. 山形の食生活、日本人の食事摂取基準 3. 班分け 中年期の食生活(講義) 4. 中年期の食生活(演習) 5. 中年期の食生活(発表) 6. 青年期の食生活(講義) 7. 青年期の食生活(演習) 8. 青年期の食生活(発表) 9. 成長期の食生活(講義) 10. 成長期の食生活(演習) 11. 成長期の食生活(発表) 12. 山形の農産物を使った調理①(調理の基礎・衛生) 13. 山形の農産物を使った調理②(伝統料理) 14. 山形の農産物を使った調理③(イタリア野菜) 15. 実習室の大掃除・まとめ
【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
食生活に関する問題については、新聞等でもよく取り上げられています。日頃からそれらの情報に関心を持ちましょう。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
各年代の食生活については、講義内容の復習が翌週の演習の予習になります。演習の復習がそのまま発表の予習になります。その日のうちに1時間程度の振り返りをしておくとよいでしょう。
【成績の評価】
・基準
各年代の食生活問題について理解し、その対処のための食事について具体的に理解できたか、山形の農産物について知識を身に着けることができているかを合格の基準とします。
・方法
演習の課題や発表レポート(75%)、調理実習レポート(25%)より総合的に評価します。
【テキスト・参考書】
とくに指定しません。授業で資料を配布します。
【その他】
・学生へのメッセージ
調理実習を行いますので、三角巾とエプロン、調理実習室用の上履き,下足入れを用意してください。調理実習時にはマニキュアを落とし,すべてのアクセサリーを外してください。裾を踏む危険があるためロングスカートは禁止します。
・オフィス・アワー
学生の質問に答えるオフィスアワーを矢口研究室にて月曜日の昼休みに設けます。会議等で不在のこともあるため,面談を希望する場合は次前に連絡をしてください。
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