【授業の目的】
本授業は、伝統的なスポーツと現代のスポーツが形成されてきた過程を、英語によるわかりやすい講義で紹介するものである。また、世界のスポーツの文化的特徴をゆったりと楽しみながら紹介し、異文化におけるスポーツ発展の動向と課題を考察します。
【授業の到達目標】
この授業を履修した学生は, 1. スポーツの文化的側面を理解し、世界各国の特色ある伝統的スポーツと現代的スポーツの基本を理解している。【知識・理解】 2. 英語を使って知的探求をすることに興味を持たせる。【技能】 3. 日常生活でスポーツ文化を意識する習慣を身につける。【態度・習慣】
【授業概要(キーワード)】
スポーツ、身体活動、文化多様性、英語
【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
C-1.自分の意見をまとめて発表する機会がある。:51~75% C-2.事前学習(下調べ、調査等含む)をした上で、プレゼンテーションを行い、互いに質疑応答や議論を行う機会がある。:1~25% C-3.習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型学習を行い、その成果を発表し理解してもらえるようプレゼンテーション、質疑応答、リフレクションを行う機会がある。:51~75%
【科目の位置付け】
本授業では、伝統的なものから近代的なものまで、世界各国のスポーツ文化に触れ、スポーツ文化の視点から現代スポーツの問題を論理的に分析し、解決策を提案できる能力を身につけることを目的としています。
【SDGs(持続可能な開発目標)】
04.質の高い教育をみんなに 17.パートナーシップで目標を達成しよう
【授業計画】
・授業の方法
1.時事テーマ(担当者が現代のスポーツ事象から課題をみつけ、それについて受講者に回答をもらい、その分析結果を発表する。 2.世界スポーツ文化(受講者全員はいくつかのグループに分かれており、各グループは世界の一地域のスポーツ文化を担当しています。その地域のスポーツ文化について歴史、特性、課題等を調査し、発表する。) 3.授業、ディスカッション、発表などはすべて英語で行われます。 教師は、外国語を使うことに対する受講者の不安を軽減するために、授業の過程で楽しくて励みになるような雰囲気を作る。
・日程
第1回 オリエンテエーション 第2回 伝統スポーツと近代スポーツ 第3回 世界のスポーツ文化:アジア:東、北東、東南アジア 第4回 世界のスポーツ文化:アジア:中央・西・南アジア 第5回 世界のスポーツ文化:ヨーロッパ:西・南・北欧 第6回 世界のスポーツ文化:ヨーロッパ:東・中欧 第7回 世界のスポーツ文化:オセアニア:ニュージーランド・オーストラリア 第8回 世界のスポーツ文化:オセアニア:太平洋諸島 第9回 世界のスポーツ文化:アメリカ大陸:北・中米 第10回 世界のスポーツ文化:アメリカ大陸:南米 第11回 世界のスポーツ文化:アフリカ:西・南・北アフリカ 第12回 世界のスポーツ文化:アフリカ:中・東アフリカ 第13回 グループ発表とディスカッション (グループ1からグループ5) 第14回 グループ発表とディスカッション (グループ6からグループ9) 第15回 授業のまとめ
【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
1.スポーツの形態や歴史等の多様性、さらに現代的課題に興味をもち、それらを理解する。 2.授業中の議論や発表に積極的に参加し、楽しむことができる。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
1.指示されたプリント類を事前に読んでくること。 2.授業時間外にも、オンラインニュースやソーシャルメディア等を通じて、スポーツ界の最新情報に関心をもつ。
【成績の評価】
・基準
個人発表(時事ニュース)1回、グループ発表1回、毎回の授業でディスカッションの時間を設ける、総合的に判断し評価する。
・方法
授業への参加意欲(40%) 個人発表(30%) グループ発表(30%)
【テキスト・参考書】
参考書: Trotier, F. and Bairner, A. (2019) Sport and Body Cultures in East and Southeast Asia, Routledge. 「よくわかるスポーツ文化論」井上俊・菊幸一 編著,ミネルヴァ書房; 改訂版 (2020/3/2) 「スポーツの歴史と文化 」新井 博 編著, 道和書院; 新版 (2019/4/1) 「よくわかるスポーツ人類学」寒川 恒夫 編著,ミネルヴァ書房 (2017/3/31)
【その他】
・学生へのメッセージ
1.すべての学生がこの楽しいコースを楽しみながら、世界のスポーツ文化や重要なトピックスを学び、英語を使う能力と自信を高めてくれることを期待しています。 2.特別な理由で欠席する場合は、事前に連絡してください。
・オフィス・アワー
授業に関する学生からの質問は、各回の授業終了後または開始前に受付けます。
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