生物実験入門(生物科学)
 Laboratory in Basic Biology (Biological Sciences)
 担当教員:渡辺 絵理子(WATANABE Eriko)
 担当教員の所属:学士課程基盤教育院
 担当教員の実務経験の有無:
 開講学年:1年,2年,3年,4年  開講学期:後期  単位数:2単位  開講形態:講義(一般)
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
基礎的な生物学実験の原理を理解することを目的とする。

【授業の到達目標】
基礎的な生物学実験の内容を理解し、実施することができる。【知識・理解】【技能】
他の受講生と協力して実験、ディスカッションを行うことができる。【知識・理解】
実験の結果をレポートの形で適切にまとめることができる。【態度・習慣】

【授業概要(キーワード)】
DNA、遺伝子、細胞

【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
A-1.ミニッツペーパー、リフレクションペーパー等によって、自分の考えや意見をまとめ、文章を記述し提出する機会がある。:26~50%
B-1.学生同士の話し合いの中で互いの意見に触れる機会がある。:26~50%
D-1.演習、実習、実験等を行う機会がある。:26~50%

【科目の位置付け】
生命科学関連の研究で用いる実験手法に関する基礎知識を習得するための科目です。
基本的な分子生物学の知識を持っている学生を対象とします。

【SDGs(持続可能な開発目標)】
03.すべての人に健康と福祉を

【授業計画】
・授業の方法
講義→実験操作の理解→実験→レポート作成を1サイクルとします。
実験を行う前に、グループ内で実験操作を行うための確認を行います。 
分子生物学を中心とした分野の実験を行い、レポートにまとめます。
・日程
注意:実験の内容が変更される場合があります。
   必ずガイダンスで確認してください。

 第1回目     講義の進め方とガイダンス
 第2回目     実験グループの決定、機器操作方法の説明
 第3〜5回目   制限酵素によるDNAの切断
 第6〜8回目   PCR法によるDNAの増幅
 第9〜14回目  遺伝子導入
 第15回     まとめ

【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
グループで行う実験およびディスカッションには積極的に参加して下さい。
実験を行う意味は何か、実験の結果からどのような結論を得ることができるかを考えて下さい。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
実験の内容で理解できない部分については、教科書等で確認してください。
レポートは期限厳守で提出できるように準備して下さい。

【成績の評価】
・基準
実験内容を的確に理解できたか。
グループで協力して実験、ディスカッションを適切に行うことができたか。
実験の背景、結果、考察までを適切にレポートにまとめることができたか。
・方法
実験への参加、グループへの貢献            (40点)  
レポート等の提出物(個人で作製)+課題        (60点)
講義内容の確認のための課題が出る回があります。
授業への参加が必須であり、出席回数が2/3未満の場合は単位を認定しません。


【テキスト・参考書】
担当教員が作成するスライド、プリントなどを授業で資料として配布し、都度、テキストや参考書などを紹介します。
分子生物学に関連した他の講義で使用する教科書等を参考書として使用することができます。
ガイダンスで詳しく説明します。

【その他】
・学生へのメッセージ
履修登録の前に必ずガイダンス動画を視聴してください。
内容を理解して実験を行い、結果をレポートとしてまとめるためには分子生物学の基本的な知識が必要です。
白衣の購入が必要です。
・オフィス・アワー
質問はWebclassを通じて受け付けます。
詳細はガイダンスで説明します。

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