地域教育計画の事例研究
 Case Study in Area Education Planning
 担当教員:鈴木 貴子(SUZUKI Takako),吉田 尚史(YOSHIDA Naofumi)
 担当教員の所属:大学院教育実践研究科
 担当教員の実務経験の有無:
 担当教員の実務経験の内容(有の場合):学校現場の経験及び行政(指導主事)経験のある教員が、その経験を生かし、山形県内において地域社会との連携を重視した学校経営の在り方について説明する。
 開講学年:1年,2年  開講学期:前期  単位数:2単位  開講形態:講義
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
山形県内において、地域社会との連携を重視した学校経営の在り方について学修する。小中一貫校、中高一貫校、コミュニティ・スクールの学校視察を通し、具体的な地域の教育計画にふれると共に、学校経営を学び、自校の学校経営計画を作成できる能力を育成する。

【授業の到達目標】
〈現職教育学生〉県内3ヵ所の学校視察を通して、地域の教育計画に基づく学校経営の事例に具体的に触れ、自校の学校経営の良さと改善点を見越すことができるようになる。|〈学部新卒学生〉県内3ヵ所の学校視察を通して、地域の教育計画に基づく学校経営の事例に具体的に触れ、山形県の先進的な教育施策等についての理解を深めることができるようになる。|

【授業概要(キーワード)】
地域社会、小中一貫教育、中高一貫教育、コミュニティ・スクール

【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
A-1.ミニッツペーパー、リフレクションペーパー等によって、自分の考えや意見をまとめ、文章を記述し提出する機会がある。:51~75%
B-1.学生同士の話し合いの中で互いの意見に触れる機会がある。:26~50%
C-1.自分の意見をまとめて発表する機会がある。:26~50%
A-2.小レポート等により、事前学習(下調べ、調査等含む)が必要な知識の上に思考力を問う形での文章を記述する機会がある。:26~50%
B-2.事前学習(下調べ、調査等含む)をした上で、他の学生の意見を尊重しつつグループとしての結論を出すために議論をする機会がある。:26~50%
C-2.事前学習(下調べ、調査等含む)をした上で、プレゼンテーションを行い、互いに質疑応答や議論を行う機会がある。:26~50%
C-3.習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型学習を行い、その成果を発表し理解してもらえるようプレゼンテーション、質疑応答、リフレクションを行う機会がある。:26~50%

【科目の位置付け】
地域や社会における指導的な役割を果たし得る教員として不可欠な学校間・校種間の連携、地域との連携に関する事例を基に、学校教育を活性化することのできる実践的指導力を身に付けるものである。

【SDGs(持続可能な開発目標)】
04.質の高い教育をみんなに
17.パートナーシップで目標を達成しよう

【授業計画】
・授業の方法
複数の事例を対象に、講義・学校視察・まとめと発表を中心に行う。
・日程
第1回 オリエンテーション
第2~13回
 「小中一貫教育」「中高一貫教育」「コミュニティ・スクール」についての講義・視察・まとめ・演習を行う
第14回 個人テーマについてのまとめと発表
第15回 全体のまとめと省察

【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
準備学修に必要な学修時間の目安:1時間/週
個人テーマを設定して15時間の学びを蓄積する。
視察や演習を通して考えたことを意欲的にアウトプットし、協働的な学びを通して個々の考えを更新し、学びを深めていくことを目指します。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
・課題に対する情報の収集、整理・分析を丁寧に行い、協働的な学びを通して気づきの質を高めること。
・今後の社会を見据えた教育改革や教育施策と関連させて理解を深めること。

【成績の評価】
・基準
<現職教員>地域の教育計画に基づく学校経営を理解し、自校の学校経営計画のよさと改善点を見出すことができる。
<学部新卒学生>地域の教育計画に基づく学校経営の事例に触れ、山形県の先進的な教育施策等についての理解を深めることができる。
・方法
受講態度や視察先での研修態度、視察後のレポート、プレゼンテーション等を総合的に評価する。

【テキスト・参考書】
第7次山形県教育振興計画(山形県教育委員会)等

【その他】
・学生へのメッセージ
第2~13回の日程については、視察先とのやりとり後に決定します。
・オフィス・アワー
メールでアポイントを取ってください。詳細は講義でお知らせします。

22114230-2025-18-29423