機械設計特論
 Principles of Mechanical Design
 担当教員:大町 竜哉 (OHMACHI Tatsuya),小松原 英範 (KOMATSUBARA Hidenori)
 担当教員の所属:大学院理工学研究科(工学系)機械システム工学分野
 担当教員の実務経験の有無:
 担当教員の実務経験の内容(有の場合):民間企業での機械設計業務 (小松原教員)
 開講学年:1年  開講学期:後期  単位数:2単位  開講形態:講義
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
機械設計の理念および原理について講義し,機械設計を体系的に概観する.全ての機械が有する階層構造と,そこから導かれる機械機械要素設計に関する論理的な考え方を具体的な事例に基づいて講義し,機械設計と機械要素設計について体系的に論ずる.(CP1, CP3)

【授業の到達目標】
1. 機械設計の手順を例示し,機械設計の概要を説明できる.(DP3, DP4)
2. 機械の階層構造について説明できる.(DP3, DP4)
3. 機械要素を二つ以上例示し,その設計法を説明できる.(DP3, DP4)
4. 設計対象としての機械を一つ例示し,その設計法を説明できる.(DP3, DP4)

【授業概要(キーワード)】
機械設計,機械要素,設計論

【科目の位置付け】
機械関連の基礎から最先端分野において問題発見・解決能力を持った人材の育成を目標とし,機械要素を設計していくための科目.隔年で開講する.

【SDGs(持続可能な開発目標)】
09.産業と技術革新の基盤をつくろう
12.つくる責任つかう責任

【授業計画】
・授業の方法
講義および演習
・日程
90分*15回(予備1回を含む)の講義および演習を実施する.
第1週~第7週;機械設計論と機械要素(大町)
第8週~第14週;実際の機械設計(小松原)
第15週;予備週

【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
学部で開講している専門科目の材料力学関連科目および設計工学の内容についてあらかじめ身につけておくこと.
講義内容に応じて,自分の身近な機械の設計法について考察する.
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
受講学生それぞれのやりやすい方法で取り組んでもらいたい.

【成績の評価】
・基準
複数回の演習課題を課す.提出された演習課題において,以下の点を確認する.
機械設計の手順を例示できていること,機械設計の概要を説明できていること.
機械の階層構造について説明できること.
機械要素を二つ以上例示できていること,その設計法を説明できていること.
設計対象としての機械を一つ例示し,その設計法を説明できていること.
・方法
複数回の演習課題を課し,それを総合して100点満点で評価する.
60点以上で単位を認定する.

【テキスト・参考書】
特に指定しない.参考書等は必要に応じて随時紹介する.

【その他】
・オフィス・アワー
学科掲示板を参照すること.

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