数理情報システム特論 
 Advanced lecture in Information Science and Technology
 担当教員:南谷 靖史(MINAMITANI Yasushi)
武田 利浩(TAKETA Toshihiro)
サンティヤゴ ディエズ ドノソ(SANTIAGO DIEZ DONOSO)
 担当教員の所属:大学院理工学研究科 数理情報システム専攻
 担当教員の実務経験の有無:
 担当教員の実務経験の内容(有の場合):製品開発,製品設計(南谷)
 開講学年:1年,2年  開講学期:前期  単位数:2単位  開講形態:講義
 開講対象:数理情報システム専攻  科目区分:高度専門科目Ⅰ 選択必修 
【授業の目的】
数理情報システムの関連分野は工学、自然科学の殆ど全ての分野において基礎と応用を網羅している。この意味から、数理情報システムは現代科学技術の基礎となる最も重要な学問であると云っても過言ではないだろう。本講義では、学外から招いた研究者・エンジニアの講演を聴講することにより、数理情報システムの最前線に触れる。これまで見聞きしたことのない話題や踏み込んだ議論をした経験が無い分野を専門家から講義して貰うことにより、数理情報システム分野の広さと深さを実感し,受講者の将来イメージの糧とすることを目的とする。

【授業の到達目標】
(a) 数理情報システムの様々な分野の第一戦で活躍する専門家から最先端の技術や科学の講義を受け、その内容を理解し説明できる。【知識・理解】
(b) 理解した内容を報告書としてまとめることができる。【技能】

【授業概要(キーワード)】
情報科学分野の最前線、エレクトロニクス分野の最前線、学外研究者の講演、オムニバス形式

【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
A-2.小レポート等により、事前学習(下調べ、調査等含む)が必要な知識の上に思考力を問う形での文章を記述する機会がある。:51~75%
A-3.習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型学習を行い、その成果を記述する機会がある。:51~75%
D-3.習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型の演習、実習、実験等を行う機会がある。:1~25%

【科目の位置付け】
この授業は、数理情報システムの技術分野に関わる深い知識を修得し、数理情報システムの先端的分野に自在に応用できる能力を養うものである(数理情報システム専攻の教育課程編成・実施の方針1)-② )。

【SDGs(持続可能な開発目標)】
04.質の高い教育をみんなに
09.産業と技術革新の基盤をつくろう

【授業計画】
・授業の方法
1人あたり2.5回分または2回分,1回分の講義を、非常勤講師7人が各人のスタイルで行う。
・日程
開講日程と講義内容の詳細に関しては決まり次第随時掲示する。
講義によってはリモート形式での講義や,レポートの提出方法・時期の変更が有り得るので掲示を注意のこと。
担当講師は以下の通り。
・原 大介 東日本旅客鉄道株式会社仙台電力技術センター(郡山)副所長
・長岡 浩 パラマウントベッド株式会社 執行役員
・横山 雅之 大学共同利用機関法人自然科学研究機構核融合科学研究所研究部 教授、六ヶ所研究センター・センター長
・山本 憲作 株式会社 本田技術研究所 統括機能センター企画室
・安達 智 山形新聞社 編集局報道部副部長
・小沼 博 株式会社YCC情報システム 取締役 事業本部長 兼 開発本部長
・前森 陽 株式会社山形銀行システム企画部DX戦略室 調査役

【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
私語、喫煙、その他、他の受講生に迷惑となる行為を行った場合は、受講を遠慮して頂く。学問分野の最前線に触れることが目的なので、全回受講するのが望ましい。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
(a) 特に指定がない限り、予習の必要はないが,興味のある分野については事前調査を推奨する。
(b) 毎回、受講後に資料やノートなどを復習するのが望ましい。なお、レポートの期限は厳守すること。(状況によっては,リモート形式の導入やレポートの提出方法・時期の変更が有り得るので掲示を注意のこと。)

【成績の評価】
・基準
「到達目標 (a)・(b)」の達成度を、各講師に対するレポート等で評価する。
・方法
7回のレポートの平均点を100点満点で評価する。単位認定は60点以上とする。
(状況によっては,リモート形式の導入やレポートの提出方法・時期の変更が有り得るので掲示を注意のこと。)

【テキスト・参考書】
講義中に各講師が勧めた書籍・資料などを図書館やインターネットなどで入手して、レポートを作成するのが望ましい。

【その他】
・学生へのメッセージ
本講義の成績集計は数理情報システム専攻の担当教員が行う。
・オフィス・アワー
授業内容については各回の授業終了後に、各回担当講師に適宜質問すること。また、その他授業全体に関することなどの質問は数理情報システム専攻の担当教員に問い合わせること。

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