食の未来を考える
 Overview: the future of food
 担当教員:藤科智海(FUJISHINA Tomoumi),渡部 徹(WATANABE Toru),村山秀樹(MURAYAMA Hideki),叶 奈緒美(KANOH Naomi),小関卓也(KOSEKI Takuya),松山裕城(MATSUYAMA Hiroki),陳 奥飛(CHEN Aofei),渋谷知暉(SHBUYA Tomoki)
 担当教員の所属:農学部食料生命環境学科食農環境マネジメント学コース
 担当教員の実務経験の有無:
 担当教員の実務経験の内容(有の場合):小関は,国税庁において酒類の研究と酒類業界の支援に携わった経験があり,その経験をもとに日本酒醸造の技術と戦略について講義する。
 開講学年:1年,2年  開講学期:後期  単位数:1単位  開講形態:講義
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
生産,加工,醸造,機能性,流通,安全といった食の川上から川下まで,食の未来について考え,専門分野の枠にとらわれず「食」に関する基礎知識を身につけることを目的とする。

【授業の到達目標】
様々な角度からの「食」に関する基礎知識を身につける。【知識・理解】

【授業概要(キーワード)】
食,生産,加工,醸造,機能性,流通,安全

【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
A-1.ミニッツペーパー、リフレクションペーパー等によって、自分の考えや意見をまとめ、文章を記述し提出する機会がある。:51~75%

【科目の位置付け】
大学院基礎専門科目である本科目は,山形大学大学院課程のディプロマポリシーのうち「専門分野を中心に深化した知識と技能の体得」に関連し,「食」をテーマとした農学の多様な分野における知識と技能を得るための科目である。

【SDGs(持続可能な開発目標)】
02.飢餓をゼロに
03.すべての人に健康と福祉を
06.安全な水とトイレを世界中に
12.つくる責任つかう責任

【授業計画】
・授業の方法
・リアルタイム遠隔講義で実施する。
・農学部の複数の教員がオムニバス方式で,主にパワーポイントを用いた講義を行う。
・日程
この授業は以下のテーマで行う予定であるが,順番や担当者に変更の可能性がある。確定したスケジュールは,第1回の授業時に周知する。
第1回 食の現状 藤科智海
第2回 食品の機能性 叶 奈緒美
第3回 発酵食品 小関卓也
第4回 食品流通 村山秀樹
第5回 食に関わる消費者行動 陳 奥飛
第6回 食の安全 渡部 徹
第7回 食品素材(園芸作物)渋谷知暉
第8回 食品素材(畜産物) 松山裕城

【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
パワーポイントを用いて講義を行うのが大半なので,各自ノートを取り,整理する。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
・準備学修に必要な学習時間の目安は,1時間/週です。
・講義を受講した当日にノートを整理し、講義内容を復習する。また,関連の論文を読む。

【成績の評価】
・基準
授業の到達目標に示した「「食」に関する基礎知識を身につける」のうち,講義で説明された基本的な概念や用語を正しく理解していることを合格の基準とする。
・方法
8回の講義でそれぞれ平常点とレポートから総合的に100点で評価し,その平均を評点とする。

【テキスト・参考書】
特に指定せず,8回の講義のそれぞれで必要な資料を配付する。

【その他】
・学生へのメッセージ
人間の生存や健康だけでなく幸福にかかわる食の未来について,幅広い視点から講義します。食を考えるきっかけになればと思います。
・オフィス・アワー
・代表教員の藤科智海にWebclassから、もしくはメールで連絡ください。在室時はいつ来ていただいても構いません(農学部1号館3階の藤科智海研究室)。後期の月曜日の12:00-13:00は在室している可能性が高い。
・講義の内容に関する質問は,担当教員にメール(アドレスは授業の際に知らせる)で連絡すること。

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