グローバル材料システムイノベーション
 Global Materials System Innovation
 担当教員:東原知哉、外部講師等
 担当教員の所属:大学院有機材料システム研究科
 担当教員の実務経験の有無:
 担当教員の実務経験の内容(有の場合):企業、官公庁等
 開講学年:博士前期課程1年・2年  開講学期:前期  単位数:1単位  開講形態:講義
 開講対象:博士前期課程  科目区分:大学院基礎専門科目(各研究科開講科目) 
【授業の目的】
世界にインパクトを与える研究やイノベーションについて概説し,他分野との融合・連携による材料システムのイノベーションに必要不可欠な知識・能力・技術等の要素について理解を深めることを目的とする。

【授業の到達目標】
下記の能力・素養を身に着けることを到達目標とする。
(1)グローバルにイノベーションを創出するために必要な技術やアクションについて理解できる
(2)材料分のみならず異分野の学問に関する知識を身に付け、さらに新たな付加価値をもつ材料やシステムを創成するために必要な素養
(3)グローバルな視野に基づいて情報を収集し、多文化が共生する社会の創成に貢献するために必要な素養

【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
A-1.ミニッツペーパー、リフレクションペーパー等によって、自分の考えや意見をまとめ、文章を記述し提出する機会がある。:76~100%
B-1.学生同士の話し合いの中で互いの意見に触れる機会がある。:1~25%

【科目の位置付け】
基礎専門科目

【SDGs(持続可能な開発目標)】
09.産業と技術革新の基盤をつくろう

【授業計画】
・授業の方法
Zoomによるオンライン講義またはオンラインと対面とのハイブリッド講義形式で行います(具体的な方法はWebClass上で事前に周知します。)。講義は原則として日本語で行われますが、Zoomにおいて英語での同時通訳機能を用います。
・日程
第1回 オリエンエーション / グローバル・材料システム創成分野で活躍する能力と国際学会・英文論文における発表方法
第2回 イノベーションに関する講義①
第3回 イノベーションに関する講義②
第4回 イノベーションに関する講義③
第5回 イノベーションに関する講義④
第6回 イノベーションに関する講義⑤
第7回 イノベーションに関する講義⑥
第8回 レポートとまとめ
*内容および担当講師は変更する場合があります。

【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
講義には主体的に参加し、積極的な質問をしてください。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
・授業時間外学習へのアドバイス
自身の専門分野において、イノベーションにつなげるための必要なアクションについて考え、まとめてみてください。
・予習のあり方
イノベーション創出に関する参考書等を活用し、事前に予習しておくことを推奨します。
・復習のあり方
授業で学んだことを自身の研究にフィードバックさせるとともに、具体的なアクションプランを立て、講義毎に更新してください。

【成績の評価】
・基準
下記能力・素養の獲得状況ついて、出席毎のミニッツペーパー及びレポートにより総合的に判断し、100点満点中60点を合格とする。
(1)グローバルにイノベーションを創出するために必要な技術やアクションを理解する能力
(2)材料分のみならず異分野の学問に関する知識を身に付け、さらに新たな付加価値をもつ材料やシステムを創成するために必要な素養
(3)グローバルな視野に基づいて情報を収集し、多文化が共生する社会の創成に貢献するために必要な素養
レポート課題は、受講生自身が真剣に取り組み、熟慮した内容であるかどうかという点を基準に評価します。
・方法
レポートの内容 60点
ミニッツペーパー(講義毎の小レポート)の内容 40点
上記合計100点満点中、60点以上を合格とする。

【テキスト・参考書】
講義の中で紹介します。例えば、参考書「イノベーション・5つの原則」カーティス・R・カールソン/ウィリアム・W/ウィルモット、ダイヤモンド社

【その他】
・学生へのメッセージ
材料科学とシステム化を通してイノベーション創出を目指すため、単に知識・技術・言語に秀でるだけでなく、社会的・国際的な倫理・規範と公益概念を身に付け、人類の発展や福祉の向上などにも関心をもって授業に挑んでください。
・オフィス・アワー
WebClassメールにて、アポイントメントを取ってください。

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