量子解析学特論
 Advanced Lectures on Matrix Analysis
 担当教員:佐野 隆志(SANO Takashi)
 担当教員の所属:理学部理学科
 担当教員の実務経験の有無:
 開講学年:1年、2年、3年  開講学期:通年  単位数:2単位  開講形態:講義・演習
 開講対象:地球共生圏科学専攻(博士後期課程)  科目区分:選択科目 
【授業の目的】
作用素論や作用素環論の立場から、量子情報の基本的な諸概念に慣れ親しむことを目的とする

【授業の到達目標】
主に、量子情報理論での行列解析の最新の結果に接近できる【知識・理解】

【授業概要(キーワード)】
量子情報、行列、作用素、固有値、不等式

【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
D-1.演習、実習、実験等を行う機会がある。:51~75%

【SDGs(持続可能な開発目標)】
04.質の高い教育をみんなに

【授業計画】
・授業の方法
毎回,量子情報理論に関する講義もしくは演習(発表)を行う
・日程
第1回目 基礎力確認のため,線形代数の試験を行う。
成績の悪い方は受講をご遠慮願うこともある

第2回目から14回目 洋書のテキストを読み進める

第15回目 試験とまとめ

【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
講義中は,ノートをしっかり取ってください。発表ではしっかり準備するように
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
発表等の担当の回はしっかりとした準備を願う。そうでない場合でも,講義前に,テキストに目を通しておくように

【成績の評価】
・基準
量子情報に関する,いろいろな概念を身につけ,また証明を正しく読むことができること
・方法
発表(60点),講義ノート(20点),レポート(20点)として評価する

【その他】
・学生へのメッセージ
いろいろな量子情報に関わる諸概念を、演習を通して学び取ってもらいたい
・オフィス・アワー
講義中の議論で対応したいと考えるが、別途の対応については最初の講義にて説明する

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