ヨーロッパ思想史特別演習
 Special Seminar on History of Eurpean Ideas
 担当教員:柿並 良佑(KAKINAMI Ryosuke)
 担当教員の所属:人文社会科学部人文社会科学科人間文化コース
 担当教員の実務経験の有無:
 開講学年:1年,2年  開講学期:後期  単位数:2単位  開講形態:演習
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
この講義では現代のフランス・ドイツ語圏の思想を中心に取り上げ、講義や講読を通じてテクストを読むための基本的な概念・理論の修得を目指す。特にどのテーマに絞るかについては初回のガイダンスの際に受講者の希望・関心を踏まえ決定する。

【授業の到達目標】
現代ヨーロッパの思想の基本概念・理論について正確な理解を身につける。
それら理論的ツールを用いてテクストを正確に読解し、自らの言葉で言い換え、具体的な事象に即して考えることができるようになる。

【授業概要(キーワード)】
現代思想 哲学 批評理論 倫理 表象

【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
C-1.自分の意見をまとめて発表する機会がある。:1~25%
C-2.事前学習(下調べ、調査等含む)をした上で、プレゼンテーションを行い、互いに質疑応答や議論を行う機会がある。:1~25%
A-3.習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型学習を行い、その成果を記述する機会がある。:26~50%
C-3.習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型学習を行い、その成果を発表し理解してもらえるようプレゼンテーション、質疑応答、リフレクションを行う機会がある。:1~25%

【科目の位置付け】
この授業は、社会文化システムコースの特別演習として、専門的な研究を遂行することができる深い知識と考え方の習得を目指すものである(社会文化システムコースのディプロマ・ポリシー DP2(1))。

【SDGs(持続可能な開発目標)】
04.質の高い教育をみんなに

【授業計画】
・授業の方法
初回に受講者の希望をふまえて相談のうえ、今学期のテーマの特定を行い、必要に応じてテキストを選定する。第2回目以後は、講義もしくは講読を行う。
・日程
初回:ガイダンス(受講者の希望をふまえて相談のうえ、今学期のテーマの特定を行い、必要に応じてテキストを選定する)。
第2回:当該テーマに関する概説。
第3回~第8回:文献講読・解説。
第9回~第14回:関連文献の読解・解説。
第15回:まとめ。

【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
あらかじめ指定した文献を読み込み、疑問点を明確にしておき、授業中に積極的に質問すること。準備時間の目安は最低1時間。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
参考文献は随時指示するので、積極的に渉猟すること。

【成績の評価】
・基準
ふだんの受講態度、および期末レポートを通じて、講義で取り上げたテーマについての正確な理解と応用力が身についているか評価する。
・方法
平常点40点、期末レポート60点にて評価する。

【テキスト・参考書】
テキストは初回に提示し、候補の中から決定する。
参考書については随時指示する。

【その他】
・学生へのメッセージ
「思想」という言葉は魅力的でありながら大変曖昧な響きを有しています。着実な読解力を養い、世界を観る眼を獲得するよう努めましょう。
・オフィス・アワー
火曜16:30~180:00。その他在室時。詳しくは初回に指示する。

15011770-2025-26-15173