歴史文化学特別演習
 Special Seminar in Historical Cultural Studies
 担当教員:⼩幡 圭祐(OBATA Keisuke),中村 篤志(NAKAMURA Atsushi),佐藤 真海(SATOU Masami)
 担当教員の所属:社会文化創造研究科・社会文化システムコース
 担当教員の実務経験の有無:
 開講学年:2年  開講学期:前期  単位数:2単位  開講形態:演習
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
各担当教員が歴史文化学に関わる分野横断的・学際的研究の在り方について講義する。その上で,実際の分野横断的な共同研究について,その成果論文を皆で読解し,分野横断研究の可能性や課題について議論することを目的とする。

【授業の到達目標】
歴史文化学に関する専門の研究成果を隣接分野の研究成果と比較することで,広い視野からその学問的価値を考えることができる。また,分野横断的な共同研究について実例を調べその重要性について議論できる。【知識・理解】

【授業概要(キーワード)】
分野横断的研究,学際的研究,共同研究

【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
A-1.ミニッツペーパー、リフレクションペーパー等によって、自分の考えや意見をまとめ、文章を記述し提出する機会がある。:26~50%
C-1.自分の意見をまとめて発表する機会がある。:1~25%
D-1.演習、実習、実験等を行う機会がある。:26~50%
A-2.小レポート等により、事前学習(下調べ、調査等含む)が必要な知識の上に思考力を問う形での文章を記述する機会がある。:26~50%
C-2.事前学習(下調べ、調査等含む)をした上で、プレゼンテーションを行い、互いに質疑応答や議論を行う機会がある。:1~25%
D-2.事前学習(下調べ、調査等含む)で習得した知識等を踏まえて演習、実習、実験等を行う機会がある。:26~50%
A-3.習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型学習を行い、その成果を記述する機会がある。:51~75%
C-3.習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型学習を行い、その成果を発表し理解してもらえるようプレゼンテーション、質疑応答、リフレクションを行う機会がある。:1~25%
D-3.習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型の演習、実習、実験等を行う機会がある。:26~50%

【科目の位置付け】
この授業は,社会文化システムコースの特別演習として,個々の専門的知識と技能の深化に加え,関連領域との連携や巨視・微視的視点を使い分ける複眼的な考え方の習得を目指すものである(社会文化システムコースのディプロマ・ポリシー DP2(2))。

【SDGs(持続可能な開発目標)】
04.質の高い教育をみんなに

【授業計画】
・授業の方法
高度で専門的な知識の習得に加え,関連領域を含めた分野横断的な視点の習得を目指して,担当教員の指導の下に文献講読,調査,演習を行う。
・日程
それぞれの研究内容により,授業方法や内容が異なるので,担当教員と相談の上,指導を受けながら進めていくことになる。

【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
自分の専門分野だけでなく関連領域に対する関心をいっそう深め,分野横断的な視点を得られるよう努める。担当教員から課される課題に主体的に取り組み,授業での議論にも積極的に加わる。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
授業で取り上げる内容に関して,関連する参考文献などを調べて知識を深めること。
授業で課される課題に積極的に取り組むこと。

【成績の評価】
・基準
授業の目標に照らして,自分の専門の研究成果を隣接分野の研究成果と比較し,広い視野からその学問的価値を考察できるようになったかどうか【知識・理解】,さらに,分野横断的研究の重要性を理解できるようになったかどうか【態度・習慣】,によって評価する。
・方法
授業における参加状況,内容の理解度,課題への取り組み方などを総合的に評価する。

【テキスト・参考書】
テキストなどは第1回のオリエンテーションの際に,教員・学生との相談のうえで決める。

【その他】
・学生へのメッセージ
自分の専門分野だけにとらわれず,広い視野で研究をとらえることができるようになるため,主体的に授業に参加し,課題に取り組んでください。
・オフィス・アワー
主指導教員によって,オフィスアワーは異なるため,各指導教員の担当科目のシラバスを参照すること。

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