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 北里大学 : 前田 崇


北里大学における学生調査と教育改善

  北里大学高等教育開発センターでは2008年から学生調査(「北里大学における学修等に関するアンケート」)を実施している。 開始から約10年が経過し、現在、本調査の改善を検討しているため、この機会に学生調査と全学的な教育改善の仕組み(図1)を整理して紹介する。

 この学生調査の目的は、学生の学修習慣、学修方法、授業への満足度、能力の自己評価等の変遷を経時的に調査することにより、本学における教育課題・学習課題を多岐にわたって抽出し、将来の教育改革につなげることである。 調査対象は北里大学の7学部に所属する学生全員である(悉皆調査・無記名式)。 毎年11〜12月に各学部事務室を通じて調査票を配布・回収しており、回収率は例年60%程度である。

  毎年、当該年度の調査結果(基礎集計と自由回答)が各学部・部局にフィードバックされ、各学部・部局における教育改善の基礎資料となっている。 さらに、この中から、学生の学修に関する部分の分析結果が全学教育委員会で報告され、各学部・部局はこの集計・分析結果に基づいて次年度の教育改善策を策定し、その結果を一年後の全学教育委員会で報告する。

  高等教育開発センター主催の初任者教員研修(F D)においても、初任者教員に本学の学生の全体的な特徴を把握してもらうために、授業のティップスや教育方法などとともに、この学生調査の分析結果を紹介している。

  また、この調査結果は高等教育開発センターの年報やホームページで公開されており、本学の学生や教職員はこの調査結果を見ることができる。 2019年度の年報では、この10年間の経年変化が分析・報告されている。 興味を持たれた方は以下のホームページをご覧いただきたい。


北里大学高等教育開発センターホームページ  https://www.kitasato-u.ac.jp/cdhe/


図1:北里大学における学生調査と教育改善の仕組み

北里大学 | 前田 崇


   
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