Japanese/Englishリンクお問い合わせ

特色ある教育の開発、教育力の向上をめざして

週刊・授業改善エッセイ
つばさとは?
つばさ連携校
事業内容
FDカレンダー
週刊・授業改善エッセイ
あっとおどろく大学事務NG集
 
 

国際武道大学 大田さくら


 

国際武道大学、特任助教の大田さくらと申します。専門分野はダンス、科目は「基礎ダンス指導法」「ダンスエクササイズ」を担当しております。大学教員として就任1年目で、何もかもが初めての毎日を送っております。

さて、前期が終わりその中で様々な事を反省し見直しました。「基礎ダンス指導法」という科目は教職課程コースの学生に必修となっているものです。しかし、学生にダンスを経験したか尋ねてみたところ、「したような記憶はあるがほとんど覚えてない」、男子学生については「全くしていない」者も多く、「ダンスって何?」という状況でした。もちろん教員になった時に指導ができるようにこの科目を履修するので、ダンスについて知らない学生がいても当たり前です。そこで授業を行っている際に当たった壁が「学生のニーズに合わせた授業とその内容のレベルの差」でした。回数を重ねるごとに理解しているように見えたものの、創作ダンスでは「ダンスを創作する」「即興で表現する」、その他に現代的なリズムのダンスとフォークダンスについても指導法を学ばないといけないわけですから、学生にとって15回の講義ではなかなか難しいのではと感じました。

今回私は、8月に1泊2日で山形大学蔵王山寮で開催された、山形大学主催の「第13回山形大学教育FD合宿セミナー 相互研鑽による大学教育の飛躍をめざして」に参加してまいりました。セミナーではグループ学習を通して、大学へのニーズを考えるところから、科目設計及びシラバス作成というところまでを学びました。様々な専門分野の先生方と意見交換ができたため、本当に幅広い見方ができました。「ダンス」は他の競技と違って学生の感性がとても大事になると思います。その点をより伸ばしながら「ダンスの指導」について学べる、より良い授業構成、授業づくりを展開し、これから来年度へ向けての分かりやすいシラバス作成ができるように頑張っていきたいと思います。






   
  Copyright 2009 Yamagata University higher education research project center , All Rights Reserved.
 
このホームページに関するご意見・お問い合せは、山形大学高等教育研究企画センターまで。
山形大学 高等教育研究企画センター 〒990-8560 山形市小白川町一丁目4-12
TEL:023-628-4707 FAX:023-628-4720 k3cen@jm.kj.yamagata-u.ac.jp