「定例FD懇談会」に学生が参加
毎月1回(教授会開催日の12:15〜12:55)、全教員と事務局から交替で数人が参加して懇談会を実施している。懇談会のねらいは「自らの教育活動について、月間目標の観点からどのような活動を行ったか、具体的に検証し、還元していく。また、教育理念等についても意見交換できる機会にする」である。
実際には4〜5人に分かれて、グループごとテーマに沿って気楽に話を進める形で行われる。毎回美味しい昼食が用意され、出席率は非常に良い。
今年度、初の試みとして、5月と6月の懇談会にそれぞれ4人づつ学友会執行役員の学生が参加した。
5月のテーマは『学生の活動に積極的に関わり、名前で呼べる新入生を増やす』である。以下のような参加学生の感想があった。「毎月このような懇談会を開いて、教職員間で学生との関わりについて目標を立てて話し合っていることを初めて知ったが、教員同士仲が良いと感じた。また、学生のために話し合ってくれてうれしい。」「名前で呼ばれるとうれしいので、頑張って名前を覚えて欲しい。」
6月のテーマは『学生が適切な身なりの認識を持つことができるような働きかけを行う』である。「教員側の気づきと、学生の気づきには異なる点もある。年齢が近いため現在の流行も理解できるが、だからこそ学生生活の中でおかしいと思ったことは学生間で注意し合うことが大切だと感じた。」「実習に行くと自分たちは"半社会人"だと感じる。身なり、行動の是非を自分で考えていくべきだ」等、学生の感想である。
毎年この時期は同じ月目標で懇談会を行っているが、学生の生の声を聞くことが出来ただけでなく、教職員の取り組みを学生に知ってもらう機会にもなり、新鮮で有意義な懇談会になった。