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 山形大学  栗山 恭直
 



原稿を書いている4月20日、山形の桜は満開です。4月18日は特許の日です。18日を含む一週間を科学技術週間と定めています。全国様々なところで科学イベントが行われています。山形大学理学部でも10組の親子が参加して「わくわく実験ランド」を開催しました。毎年、春休みに開催していましたが、2年前からこの時期に移動しました。2倍を超えるたくさんの申し込みがありました。今年は例年にくらべお父さんの参加者が多かった気がします。理学部では、この様な小学生対象の実験講座を小さな科学者体験教室と呼んで、物理・生物・化学の先生方の有志は夏休み・春休みに開催しています。10年くらいの歴史?があります。そろそろ若い人への世代交代を進める時期かと考えるようになりました。今でも理科離れが取り上げられ10年前と比べて改善されたとの実感はあまりありません。40代だった教員が自発的に始めたものなのでいつやめても問題はないと思います。毎年人気の講座となって続いているのでぜひ続けて行きたいと考えています。現在、大学は上からのガバナンスが改革として求められています。このような企画は上から命令で長続きするようなものではないと思います。大学は成果主義での評価システムで若い人にこのような雑用と呼ばれることをお願いすることも考え物です。自発的に参加してもらうしかないようにも思う。評価システムは、トップが決定するしかないわけですから、ぜひ研究業績以外も考慮することにより変化することを期待したい。18才人口が減り、大学の改革が進む中、大学の向かう方向により評価に方法も変わるべきだし、そのままでは教員が大学で仕事を続けていくことがますます難しくなると思う。


   
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