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特色ある教育の開発、教育力の向上をめざして

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あっとおどろく大学事務NG集
 
 

相模女子大学 本橋 明彦


私は、大学事務部教育研究推進課に勤めており、日常的には、FD支援からはじまり、研究支援(科研費、学内研究費、受託研究)、学科業務支援、知的財産管理、非常勤講師対応などに加え、社会連携推進室として、生涯学習、地域連携、産学連携などの業務に携っています。

創立110周年を機に定めたスローガン「見つめる人になる。見つけるひとになる。」を基に新たな取組を進めていますが、その一例としては、授業の目的を明らかにするために、すべての科目に「見つめる科目」「見つける科目」を表記したこと、「発想力」を育成するための科目「発想講座」の開設、その力を実践的に発揮する「さがみ発想コンテスト」の開催などがあります。

平成20年度に「社会マネジメントを担える女性の育成(人間社会学部社会マネジメント学科)」が、文部科学省質の高い大学教育推進プログラム(教育GP)に採択されたことを契機に、様々な地域や企業との連携が始まり、国の補助金が終了した後も、大学の経費で取り組みを継続し、発展させてきました。

本学の「地域連携」の特色は、大学のある地元との連携に留まらず、遠方地域との取り組みが多いこと(岩手県大船渡市、新潟県佐渡市、福島県本宮市、三重県熊野市、京都府和束町など)、地域連携のコーディネートを社会連携推進室が担っていること、すべての学生が平等に参加できる正課外プログラムであること、地域連携の企画・運営・引率まで、職員が大きく関わっているという点が挙げられます。

私たち職員は、学生たちを受入れてくださる地域の方々と連携・協力しながら、プログラムを検討し、学生の募集(説明会)、事前学習・課題提案・活動実践・事後学習(報告会)など、一連のプロセスを組み立て、実行していますが、〈活動の評価(自己達成度評価・第三者による評価)〉⇒〈成長度の把握と可視化〉⇒〈プログラムへのフィードバック〉というサイクルが確立できていませんので、今後、FDつばさネットワーク内の大学で行われている様々な実践例を学ばせていただき、本学の地域連携プログラムを更に発展させていきたいと考えています。


 


 

 


 

   
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