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青森県立保健大学  草間 かおる


FD活動における研修会の開催

本学においてFD活動は、評価・改善委員会における協議により、その企画及びその実施がなされています。今年度行われた活動のひとつが研修会であり、全学教員を対象とするものと、各学科(看護、理学療法、社会福祉、栄養)及び大学院で開催されるものがあります。テーマは、大学、各学科及び大学院が目指している方向の分野からや教員のニーズの高いものから選ばれます。

全学研修会では、第1回として藤本幸男氏(青森県健康福祉部次長)による「青森県の健康課題等に関する取り組みについて」でした。これは本学の中期目標・中期計画となっている、青森県が抱える重点課題に密着した研究等への取り組みに関連した内容であり、青森県基本計画及び青森県健康増進計画の取り組みとして「短命県からの脱却に向けて」が、昨年度から総力を挙げた課題となっているからです。

第2回として小山秀夫氏(兵庫県立大学教授)による「『地域における医療及び介護の総合的な確保を推進するための関係法律の整備等に関する法律』と、公立大学に求められる役割」でした。今年度、このタイトルに係る法律が公布され、いよいよ医療と介護が一体となった制度が始まりました。地域包括ケアシステムの今後の方向性や、医療介護分野の人材育成を行っている本学に求められる役割についてでありました。

また、筆者が所属する栄養学科では、大西基喜氏(青森県病院事業管理者特命補佐)「青森県の健康:今とこれから〜栄養学に期待すること〜」でした。現在の世界、日本及び青森における健康課題の一つとして、非感染性疾患(いわゆる生活習慣病)があります。この生活習慣病に寄与するリスクファクター(高血圧、アルコール、コレステロール、肥満、野菜・果物不足など)と栄養・食生活とは大きく関わります。またヒトと腸内細菌の共生について、免疫機能も含めまだ解明されていないことが多く、今後に期待されます。





 

   
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