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桜の聖母短期大学 生活科学科 教授 西内みなみ
(桜の聖母短期大学FD推進プロジェクト委員・教学部長)

 現在、本学の学長補佐であり本学のFD推進プロジェクトの委員長と、山形大学の小田先生をお尋ねしてから二年目を迎えます。その際に、まず、驚いたのは、山形大学FD活動と小田先生の元気の良さです。その後、FD研修として小田先生に本学で講演をしていただく等、本学のFD活動は、計画的な委員長のもと、委員会の緻密な仕事、段階的な合意形成による全学的(兼任教員も含む)協力体制により、着々と推進されています。
 集会室という、専任・兼任教員の集う部屋の掲示板には、次々と公開授業のアナウンスが張り出されています。私も、保育士養成課程の科目「子育て支援論」の授業で、学生にディベートをさせる時には、二年間毎時間公開し、延べ10名の先生方に参観していただき、意見交換をしました。授業者には見えない気付けない学生の動きや様子、教授方法の工夫の仕方を教えていただき、授業改善になりました。また、数名の先生方と「マインドマップ」の公開授業に参加し、学生より盛り上がっていたのが教員たちで可笑しかったです。
 何よりの成果は、この夏、2010年8月21日に札幌大学で開催されたFDネットワーク"つばさ"2010学生FD会議に、二人の二年生を派遣できたことです。教員のFD活動が推進されていなければ、こういう取組への派遣もできなかったと思います。また、そこに参加した二人の学生が、9月に開催された本学のオープンハウスで高校生に向けて、私たちのFD研修会では教員に向けて、学生FD会議の報告をしてくれたことは、大きな喜びでした。
 こうした地道なFD推進活動や授業改善、学生の生の声を聴くことによって、教育課程の見直しと編成、その取組の申請につながり、その結果、今回の文部科学省による「就業力育成支援事業」に選定していただくことができたのだと、すべての方々に感謝しています。
   
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