◇セクシュアル・ハラスメントをしないように気をつけることは? (1)我々がとるべき望ましい行動 ア 一人一人が次の事項の重要性について十分認識しなければなりません。 ・お互いの人格を尊重しあうこと。 ・お互いが大切なパートナーであるという意識を持つこと。 ・相手を性的な関心の対象としてのみ見る意識をなくすこと。 ・女性を劣った性として見る意識をなくすこと。 イ セクシュアル・ハラスメントに当たるかどうかは,受け手の判断が重要です。 ・親しさを表すつもりの言動であったとしても、本人の意図とは関係なく、相手 を不快にさせてしまう場合があること。 ・不快に感じるか否かには個人差があること。 ・この程度のことは相手も許すだろうという勝手な憶測をしないこと。 ・相手との良好な人間関係ができていると勝手な思いこみをしないこと。 (2)受け手が嫌がっていることが分かったら,同じ言動を決して繰り返さないことが 大切です。 (3)不快な性的な言動であるか否かについて,いつも明確に意思表示がある(嫌だ と拒否する)とは限りません。 ・職場の上下関係や、就学上の関係から拒否することができないなど、相手から いつも明確な意思表示があるとは限らないことを十分認識すること。 (4)アフター5や学外でのプライベートな時間帯においても、学内での人間関係が 存続する場合もあり、その場のセクシュアル・ハラスメントが勤務又は就学環境 を害することがあることを十分認識すること。 |