掲載日：2017.01.10

　山形大学と企業が一丸となり、時代にマッチした社会人の育成を目的として産学連携を進める「アライアンスネットワーク」。本学のキャリア教育や就職支援活動等にご理解をいただき、本ネットワークに参加するアライアンス企業と「これからの人材育成」を考える意見交換会を10日、ホテルメトロポリタン山形で開催しました。

　「産学協働による人材育成のあり方」と題し、基調講演を行った京都産業大学経営学部の松高政准教授は、インターンシップの現状に言及。実践的で踏み込んだ「課題解決型業務」に取り組ませる企業が多いなど、海外でのインターンシップの特徴を紹介し、比較を用いて国内プログラムの課題に触れました。また、これから就職活動を迎える参加学生に対し、「インターンシップへの参加はあくまできっかけ。短期間でのプログラムで得られるものも重要だが、大事なのは経験をどれだけ次につなげていけるか」と心構えを伝えました。

　後半では各企業、学生、教職員がグループを組んでの意見交換を実施。人材育成のキーとなるインターンシップをテーマにそれぞれの視点から積極的に意見が交わされました。全体を通し、「立場も所属も異なる参加者が、隔りなく連携し考えを共有する時間になれば」との本イベントの目的が形となった、充実の機会となりました。 

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