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「山形大学女性みらい塾」講演会を開催(2/6)

掲載日:2017.02.06

 職場環境の改善、大学全体の意識向上等を目的に、女性職員をメンバーとして平成26年に発足した「男女共同参画女性職員懇談会」。28年度から「山形大学女性みらい塾」に名称を変更し、それぞれが抱える問題点に目を向けながら、意見交換や研修を継続しています。その活動の一環として講演会を6日、小白川キャンパスで開催し、学内の教職員約50名が参加しました。

 講師に飛塚典子氏(山形県子育て推進部部長)を迎え、「共に働き共に育む山形県の実現に向けて」と題した講演を実施。女性・男性それぞれの立場を踏まえた、働き方の現状について触れました。長時間労働に対する意識改革や女性管理職の登用不足など、日本全体での課題が残る一方で、山形県内ではどんな現状が広がっているのか、その地域性に着目。共働き世帯の割合が全国第2位と非常に高くなっている山形県の特徴を例に挙げ、「男性の積極的な家事育児参加が求められる中、それを可能にするには職場の理解が不可欠。労働環境の見直しも重要なポイント」と、今後のあり方について述べました。

 後半では、意欲のある女性職員の人材育成や仕事と家庭の両立支援など、山形県の具体的な取り組みを紹介。共に働き共に育む山形県として、個人も家庭も企業も幸せになれる社会の重要性を再認識する機会となりました。

講師の飛塚典子氏の画像
講師の飛塚典子氏

講演会会場の様子の画像
講演会会場の様子

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