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ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ第3回外部評価委員会を開催 (1/29)

掲載日:2018.02.23

1月29日、百周年記念ホール・セミナールーム(米沢キャンパス)で、ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ第3回外部評価委員会を開催しました。

当日は5名の外部評価委員を迎え、3機関の関係者ら計17名が出席して委員会を実施しました。3機関がそれぞれ実施状況を報告、次に代表機関実施責任者阿部理事より中間評価の成果報告、引き続きダイバーシティ事業に関する規程の一部改正について、平成30年(2018年)度からの事業の見直しについて説明し、質疑応答が行われました。事業開始後3年目の全体評価として、外部評価委員から以下のような指導・助言をいただきました。

  • 全ての分野において全体的に非常に良くやられている。さらに女性研究者が能力を最大限に発揮できるには、本人の意識改革も必要だが、男性の意識改革ができると組織改革、環境改善なども促進され女性の活躍につながるのではないでしょうか。
  • これまでの3年間は素晴らしい成果を上げていると感じました。3機関の連携はダイバーシティ事業として成功しているといえます。今後は、COIとの連携、自治体との連携、民間企業との連携、住民との連携をしていく体制を整えていくことが重要だと思います。ぜひ広げていただきたい。
  • 交換留学など大学と大日本印刷株式会社研究開発センターと連携して出来た素晴らしい取組です。女性研究者の裾野拡大として若い人が続くようなロールモデルを示すことが大切です。好事例を広く発信していくことを期待します。
  • 3年間という短期間で実現可能な計画であり、PDCAサイクルが確実に実施されていると思いました。ジェンダーサミット10に参加、ブースの出店などを通じて国内だけでなく、海外に発信して、裾野を広げての活動が素晴らしい。
  • 昨年度のコメントに対する対応も勘案の上、女性研究者の外部資金獲得リスト、女性代表共同研究代表者が獲得した外部資金リスト、研究者別論文数のリストも報告され、3機関の連携によって目標達成のための具体的な成果がより明確化されて理解が深まったと評価できます。

外部評価委員のみなさまの意見を反映し、今後も他機関と連携を図りつつ、更にダイバーシティ事業を推進していきます。

【外部評価委員】

横山 正明 様(前山形県立産業技術短期大学校長)
小舘香椎子 様(日本女子大学名誉教授、電気通信大学特任教授)
木村 文雄 様(近畿大学建築学部教授) ………………………………… 新委員
日高乃里子 様(帝人株式会社人事総務部ダイバーシティ推進室長)
合田 隆史 様(学校法人尚絅学院大学長)
大泉 享子 様(日本赤十字社山形県支部事務局長) …………………… 新委員   

挨拶を行う阿部理事の画像
挨拶を行う阿部理事

委員会の様子の画像
委員会の様子

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